日経平均は反落、金融関連株を中心に利益確定売り優勢/相場概況

2013年5月14日 15:11

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記事提供元:フィスコ

[相場概況]

15:06JST 日経平均は反落、金融関連株を中心に利益確定売り優勢

 日経平均は反落。昨晩の米国株安を背景に、前日に上昇の目立っていたメガバンクなど金融関連株を中心に利益確定売り優勢となった。決算発表がほぼ一巡し手掛かり材料が乏しい中で、物色の矛先もやや見出しづらく、日経平均は前日終値付近でのもみ合い推移に。

 大引けの日経平均は前日比23.79円安の14758.42円となった。東証1部の売買高は44億3542万株、売買代金は3兆4047億円。業種別では、不動産やその他金融、銀行、証券、ゴム製品、輸送用機器、陸運、海運、水産・農林、機械、保険などが軟調だった。一方、電気・ガスやパルプ・紙、鉱業、建設、情報・通信などが上昇した。

 個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクが軟調。また、長期金利の上昇が嫌気され、三井不<8801>や三菱地所<8802>、住友不<8830>など不動産関連株の下落が目立っていた。一方、売買代金トップの東電<9501>をはじめ、関西電<9503>など電力株が軒並み高。また、ソニー<6758>、シャープ<6753>、パナソニック<6752>が堅調だった。

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