日経平均は続伸、世界同時株高を追い風に一時1万4400円台を回復/相場概況

2013年5月8日 15:22

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記事提供元:フィスコ

[相場概況]

15:05JST 日経平均は続伸、世界同時株高を追い風に一時1万4400円台を回復

 日経平均は続伸。昨晩の米国市場ではNYダウが初めて1万5000ドル台に乗せたほか、独DAX指数の過去最高値更新など、世界同時株高が支援材料となり、一時1万4400円台を回復した。ただし、後場は新興市場が急落となったことなどが嫌気され、やや伸び悩む格好に。

 大引けの日経平均は前日比105.45円高の14285.69円となった。東証1部の売買高は39億1828万株、売買代金は3兆3258億円。業種別では、ガラス・土石や保険、精密機械、建設、機械、卸売、電気機器、鉄鋼などが堅調。一方、不動産やゴム製品、空運、小売、海運、銀行などが軟調だった。

 個別では、ソニー<6758>やパナソニック<6752>、シャープ<6753>などハイテク株が堅調。また、三井物産<8031>や三菱商<8058>など総合商社株の上昇が目立っていた。その他、ドワンゴ<3715>やMonotaRO<3064>などネット関連株の一角が大幅高。一方、三菱地所<8802>のほか、三井不<8801>や住友不<8830>など大手不動産株が総じて軟調だった。

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