【編集長の視点】トヨタは連日の高値、円安進行で為替感応度の高い銘柄株が軒並み高

2013年4月8日 10:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  トヨタ自動車 <7203> は、210円高の5300円と4営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。きょう8日朝方の海外市場で為替相場が、1ドル=99円台に乗せ、東京時間に入っても98円台後半と急速な円安が続き、1ドル=100円への一段の円安観測が強まっていることから、為替感応度の最も高い銘柄として業績上ぶれ期待を強めて買い増勢となっている。同社が、来月5月8日に発表を予定している前2013年3月期業績は、今年2月に再上方修正されたが、今年3月30日には、営業利益が、さらに500億円~1500億円上ぶれと観測報道されている。

  トヨタ以外でも、為替感応度の高い銘柄には買い先行となっており、ホンダ <7267> は、125円高の3795円と4営業日続伸して3月15日につけた年初来高値3830円に肉薄、キヤノン <7751> は、120円高の3410円と急続伸するなど、軒並み高となっている。

  トヨタの為替感応度は、1ドル=1円の円安で350円の営業利益増益となり、1ユーロ=1円の円安で50億円の影響を受ける。2013年3月期業績は、昨年11月に期初想定の1ドル=80円、1ユーロ=105円を同79円、100円と見直したが、車両販売台数を上方修正して上ぶれ、今年2月には同81円、104円と円安方向で見直し、車両販売台数もさらに885万台(前期比20%増)に上積みしたことで再上方修正した。株価も、この再上方修正で5050円と4年6カ月ぶりの高値まで500円高し、高値もみ合いのあとさらに上値を伸ばした。

  1ドル=100円台乗せでは、2013年3月期業績はもちろん、続く2014年3月期業績への期待も高めることになり、主力株として業績相場の再発進をリードすることになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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