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北米向け漫画オンライン配信サイト「JManga」が終了
ex 曰く、 北米向け日本漫画のオンライン配信サイト「JManga」が終了する(JMangaの告知)。これは集英社、小学館、講談社をはじめとする国内出版社39社からなるデジタルコミック協議会の協賛の下、凸版印刷の関連会社であるビットウェイが設立したもので、当初の目的は「海外で幅広いユーザー層により多くのマンガの面白さや楽しさを知ってもらい、違法サイトに対抗していく事を目的として、国内出版社各社が参加しやすいポータルサイトの構築を目指す」という事であった。
JMangaの立ち上げは2011年8月だったので、2年も経たずに終了ということになる。マンガの閲覧に必要な「JMangaポイント」の販売終了は3月13日、デジタル漫画の購入サービスは3月26日、購入した漫画を見るサービスの終了は5月30日となっている。
アニメビジネス情報サイト「アニメ!アニメ!ビズ」でもこのニュースは報じられ、失敗の原因として「料金設定が高めである事やキラータイトルの不足」「海外で人気の高いタイトルはすでに現地の翻訳出版社にライセンスされていて、競合していた事」などと指摘されている。
また、日本コンテンツ、サブカル系中心のフリー翻訳者・ライターであるランソム・功氏はJManga終了によって5月末でユーザが購入したコンテンツが全て消えることについて「電子書籍について話す時の最大の懸念の一つが現実になって、このようなサービスに対する疑惑・不安が結構増えるんじゃないか」とコメントしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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