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建設技術研究所:今期は増収大幅増益を見込む、純利益27.2%増
■大型の補正予算が組まれていることから前期に引き続き事業環境は良好
建設技術研究所 <9621> の前12年12月期連結業績は、売上高325億15百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益9億42百万円(同4.3%増)、経常利益10億76百万円(同4.7%減)、純利益5億50百万円(同30.4%増)であった。
同社が属する建設コンサルタント業界の事業環境は、24年度の公共事業関連費が前年度比6.6%増額したことや、地方単独事業費の下げ止まりもあり、改善傾向にある。
前期は、東北復興推進センターを中心に震災復旧・復興に取組んできた。また、現実に災害が想定される地域の防災、減災に注力すると共に、港湾、水道といった未参入分野への進出を強化した。海外では、建設技術インターナショナルの技術力を活かし、タイの洪水対策等途上国の災害対策に取組んだ。
その結果、売上高は、減収となったものの、受注額は、377億7百万円(前年度比19.3%増)と大幅な受注増となった。
今期13年12月期については、大型の補正予算が組まれていることから前期に引き続き事業環境は良好といえる。
連結売上高は、355億円(前期比9.2%増)、営業利益12億円(同27.3%増)、経常利益13億円(同20.7%増)、純利益7億円(同27.2%増)と増収大幅増益を見込む。
株価は、12年12月12日に600円台を付けた後2月8日まで600円台で推移していたが、2月12日以降は600円台を割り込んでいる。株価指標は、予想PER11.7倍(今期予想1株当り利益49.5円で算出)、PBR(実績0.42倍)、配当利回り3.0%と割安。12月25日に付けた年初来高値644円を抜けば、上放れる可能性が高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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