アイビー化粧品:13年3月期第3四半期連結決算は減収大幅増益

2013年2月15日 09:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■レギュラー製品は伸び悩んだが、経費コストの削減等で大幅増益を確保

  アイビー化粧品 <4918> (JQS)の今期13年3月期第3四半期連結業績は、売上高は34億32百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益2億65百万円(同16.6%増)、経常利益2億56百万円(同9.7%増)、四半期純利益1億16百万円(同47.8%増)と減収大幅増益となった。

  同社グループでは、継続展開している「アイビーファン10万人づくり」に向け、顧客との出会いやサービス、そして販売組織の拡大を徹底している。営業所の増設は前年同期比49.2%増とし、ビューティーマネージャー(販売員)は同95.6%増と増員を図ったことで、新製品「アイビーコスモスエンリッチローション」(12年11月発売)の単月出荷数を過去最高の約14,400個の受注に繋げた。しかし、営業所及びビューティーマネージャーの育成と新規顧客の開拓が当初計画を下回り、加えてレギュラー製品の販売が伸び悩んだことも要因し、売上高は前年同期比減の減収となった。

  一方損益面では、創立35周年記念式典費用(1億70百万円)を要した前年度に比べて、経費予算を大幅に圧縮。また販売管理費の節減に注力し、法人税率の引き下げ効果等もあり、大幅増益となった。

  通期見通しについては、既存レギュラー製品は、新製品発売の影響を受けて低調に推移していたが、販売組織内における在庫調整が一巡。直近売上が回復している中で、引き続き経費節減に努め、第4四半期売上は好調に推移する見込みにあり、売上高52億円20百万円~57億円(前期比0.1~9.3%増)、営業利益5億20百万円~6億40百万円(同9.7~35.0%増)、経常利益5億20百万円~6億40百万円(同1.7~25.2%増)、純利益2億50百万円~3億20百万円(同13.2~44.9%増)と増収大幅増益を計画。尚、期末配当の10円に変更はない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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