【アナリストの眼】株価底練り終了の稲葉製作に動意、家具需要旺盛、2ケタ増益

2012年11月16日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価診断>

  稲葉製作所 <3421> は鋼製物置とオフィス家具を主力としている。好業績見通しに再評価の余地があり、消費増税前駆け込み需要やメガソーラー事業への参入にも注目したい。

  今期(13年7月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比2.3%増の291億円、営業利益が同28.5%増の10億円、経常利益が同23.7%増の12億円、純利益が同2.0倍の6.8億円としている。鋼製物置は防災意識の高まり、オフィス家具は首都圏での大規模オフィスビルの供給増加と企業の移転需要などを背景として、いずれも需要が高水準の模様である。消費増税前の駆け込み需要も期待されるだろう。コスト面では鋼材価格の低位安定がプラス要因となりそうだ。今期の会社予想に対して上振れの可能性があるだろう。

  また10月26日には、群馬県富岡市に所有する工場建設予定地の一部を利用して、メガソーラーによる電力販売事業に参入すると発表した。13年3月中の竣工と事業開始を目指しており、来期(14年7月期)の収益寄与が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、9月下旬以降は概ね900円台後半の小幅なレンジで推移している。11月15日の終値973円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円04銭で算出)は24~25倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1%台半ば、実績PBR(前期実績の連結BPS1879円07銭で算出)は0.5倍近辺となる。

  週足チャートで見ると、上値は26週移動平均線に押し戻される形だが、一方では950円近辺で下値固めを完了して調整一巡感を強めている。今期好業績見通しに加えて、消費増税前駆け込み需要やメガソーラー関連などが材料視される可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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