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【アナリストの眼】2Q減額も大和小田急建設の株価強い、通期大幅増益で割安
<業績&株価分析>
中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> は、10月19日に今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期・2Q)連結業績見通しの下方修正を発表した。
第2四半期累計については、前回予想に対して売上高を16億円減額して前年同期比10.5%増の274億円、営業利益を5.5億円減額して7.8億円の赤字、経常利益を5.3億円減額して7.7億円の赤字、純利益を4.2億円減額して6.4億円赤字見込みとした。一部工事の着工遅れが主因で、一部販売不動産の売却遅れ、労務不足による原価率上昇なども減額要因としている。ただし第1四半期(4~6月期)の営業利益が6.9億円の赤字だったのに対して、第2四半期(7~9月期)の営業利益は0.9億円の赤字で大幅に改善することになる。
通期については前回(5月9日公表)の会社予想を据え置き、売上高が前期比2.8%増の640億円、営業利益が同2.8倍の7.8億円、経常利益が同2.9倍の6.8億円、純利益が同13.8%増の3.6億円としている。大和ハウス工業 <1925> や小田急電鉄 <9007> の案件を中心として、受注高が同28.0%増の690億円と大幅に増加する計画だ。
株価の動きを見ると、9月28日と10月2日に戻り高値となる173円を付ける場面があったが、その後は概ね160円近辺で推移している。19日の第2四半期累計業績の下方修正発表に対する反応も限定的のようだ。24日の終値161円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円58銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3%台、実績PBR(前期実績の連結BPS521円84銭で算出)は0.3倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでのモミ合い展開、週足チャートで見ると13週移動平均線が抵抗線の形で調整局面だが、徐々に下げ渋り感を見せ始めている。ほぼ底値圏で、今期の好業績見通しに再評価の余地もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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