日立、電力システム社のグループ会社4社が合併

2012年10月5日 17:24

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 日立製作所の電力システム社を構成するグループ会社である、日立協和エンジニアリング、日立設備エンジニアリング、日立エレクトリックシステムズの3社と日立エンジニアリング・アンド・サービスは5日、2013年4月1日付にて合併することで合意したと発表した。合併後の商号は「株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス(仮称)」となる予定。従業員数は約4,600人。

 4社合併による経営資源の集中により、国内外の多様化する市場への競争力を高め、エネルギー・社会インフラ分野におけるエンジニアリング・サービス・製品システム力を強化する。

 今回合併する日立エンジニアリング・アンド・サービスは発電プラントや産業機器・情報向けなどの総合的なエンジニアリング・サービス・製品システム力に優れ、日立協和エンジニアリングは圧延用ロール・分析・塗装・めっき分野で優れた技術を持ち、日立設備エンジニアリングは電気設備工事、発電プラント機器、FAシステムを得意とし、日立エレクトリックシステムズは電気システムに係わるエンジニアリング・製品に強みを持ち、それぞれ豊富な実績とノウハウ・開発力を有する会社。

 新会社は、結集したリソースを生かし、エネルギー・社会インフラ分野において顧客に信頼される競争力の高いエンジニアリング・サービス・製品システムを国内外に提供していく。加えて、日本における新技術・新製品開発などの体制強化を図る。

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