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【アナリストの眼】稲葉製作所、来年7月期も大幅増益、復興需要寄与、上値余地十分
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鋼製物置とオフィス家具の稲葉製作所 <3421> は9月14日、12年7月期の連結業績と13年7月期の見通しを発表した。
12年7月期の売上高は11年7月期比7.6%増、営業利益は同61.7%増、経常利益は同36.3%増、純利益は同84.4%増の増収大幅増益だった。震災復興需要や防災意識の高まりなどを背景として、鋼製物置の需要が好調に推移し、増収効果で営業損益も大幅に改善した。
13年7月期通期見通しについては、売上高が12年7月期比2.3%増の291億円、営業利益が同28.5%増の10億円、経常利益が同23.7%増の12億円、純利益が同2.0倍の6.8億円としている。主力の鋼製物置の需要は、防災意識の高まりなどで好調に推移することが予想される。オフィス家具については、東京23区での大規模オフィスビルの供給増加と、それに伴う企業の移転需要などを背景として、需要が回復傾向を強めることが予想される。またコスト面で鋼材価格が低位安定していることもプラス要因であり、会社予想はやや保守的と考えられる。
株価の動きを見ると、14日の決算発表を受けて18日には1040円まで上昇する場面があった。ただし決算発表前に動意付いていたこともあり、利益確定売りが優勢となって1000円台を割り込み、24日には954円まで調整している。27日の終値987円を指標面で見ると、13年7月期ベースの予想連結PER(会社予想の連結EPS40円04銭で算出)は24~25倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1%台半ば、実績PBR(12年7月期実績の連結BPS1879円07銭で算出)は0.5倍台となる。
週足チャートで見ると26週移動平均線に押し戻される形となり、1000円近辺でのモミ合い局面のようだ。ただし日足チャートで見ると、950円近辺が下値支持線の形となって25日移動平均線を回復する動きを見せており、目先的には反発が期待されるだろう。26週移動平均線を回復すれば、好業績見通しを評価して1100円近辺の上値を試す可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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