【株式市場】ユーロ安や日中関係を懸念し見送り強まる中で日本航空は高い

2012年9月26日 15:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業種別指数は「小売り」除き全面安

  26日後場の東京株式市場は、全体に一段安の大幅反落。対ユーロでの円相場が昨日の100円台から一時99円台の円高になり、キヤノン <7751> が一段とジリ安。トヨタ自動車 <7203> は中国向けの見直し観測が伝えられたこともありジリ安。

  半面、前場は再上場来の安値だった日本航空 <9201> が次第に上昇し堅調転換し、味の素 <2802> やキユーピー <2809> などがディフェンシブ買いに高値を更新。自民党の総裁選で安倍氏を選出と伝わり、関連銘柄として森永製菓 <2201> が小高く、防衛関連株も動意活発。東証1部の値上がり銘柄数は434銘柄(約26%)。

  日経平均は大幅反落となり、後場は大引けにかけて8894円02銭(197円52銭安)まで下落。終値は8906円70銭(184円84銭安)。取引時間中の8900円割れは9月12日以来となった。

  東証1部の出来高概算は14億6328万株、売買代金は1兆89億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は434(前引けは342)銘柄、値下がり銘柄数は1103(前引けは1185)銘柄。

  上場2日のエー・ピーカンパニー <3175> (東マ)は大幅高。

  また、東証33業種別指数は1業種、小売りのみ値上がり(前引けは全業種が値下がり)し、値下がり率上位の業種は、空運電気機器、輸送用機器、卸売り、証券・商品先物、など。ちなみに、値下がり率の低い業種は電力・ガス、陸運、建設、サービス、その他金融、食料品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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