【アナリストの眼】株価反発に向うモブキャスト、「モバプロ」、「モバダビ」好調

2012年8月27日 10:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  6月26日に新規上場したモブキャスト <3664> (東マ)は、スマートフォンなどのモバイル端末向けに、自社開発のプラットフォーム「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を行っている。7日に今期(12年12月期)第2四半期累計(1~6月期)業績(非連結)と、通期見通しの上方修正を発表した。

  第2四半期累計の売上高は22億83百万円、営業利益は4億03百万円、経常利益は3億94百万円、純利益は2億27百万円だった。自社開発のオンラインプロ野球ゲーム「モバプロ」とオンライン競馬ゲーム「モバダビ」が好調で、ソーシャルゲーム会員数は240万人超となり課金収入が増加した。

  通期見通しについては前回(6月26日公表)の会社予想を上方修正した。売上高は前回から6億86百万円増額の45億円(前期比2.2倍)、営業利益は1億25百万円増額の11億25百万円(同2.2倍)、経常利益は1億18百万円増額の11億15百万円(同2.2倍)、純利益は78百万円増額の6億69百万円(同38.2%増)となる模様だ。既存タイトルの「モバプロ」と「モバダビ」の好調に加えて、7月10日に配信を開始した新タイトル「モバサカ」が第3四半期(7~9月期)以降に寄与する模様だ。ソーシャルゲーム関連では「コンプガチャ」廃止問題が懸念されているが、同社のゲームは「コンプガチャ」を使用していないため収益に直接の影響はないだろう。配当については無配の予想を据え置いた。

  株価の動きを見ると、公開価格800円に対して上場2日目の6月27日に2301円の初値を付け、28日には2570円まで上昇した。その後は利益確定売りが優勢になり7月30日には1260円まで下落する場面があった。足元は1500円近辺で推移している。24日の終値1595円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS109円47銭で算出)は14~15倍近辺、実績PBR(第2四半期末実績の連結BPS199円29銭で算出)は8倍近辺となる。

  新規上場から約2カ月が経過して株価の落ち着きどころを探る段階だろう。足元では初値を下回った水準だが、安値圏から反発の兆しを見せている。利益確定売りはほぼ一巡したと考えられ、中期的な成長期待で高値圏を試す可能性がありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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