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【アナリストの眼】第一商品、販促効果で通期は予定過り増益、指標割安感強い
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金など商品先物取引大手の第一商品 <8746> (JQS)は10日、今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)の業績(非連結)を発表した。
売上高は前年同期比49.3%減の10億89百万円、営業利益は5億72百万円の赤字、経常利益は7億32百万円の赤字、純利益は4億78百万円の赤字だった。金先物相場が調整局面だったことなどで、取引高が大幅に減少した。外国為替取引も低調だった。また、裁判判決等で回収がほぼ確実視されている約4億50百万円の委託者未収金について、回収時期の遅れが営業外収益の悪化につながった模様だ。
第1四半期は計画を下回った模様だが、通期については販促効果などが寄与するとして、前回(5月11日公表)の会社予想を据え置いた。売上高は前期比21.8%増の98億10百万円、営業利益は同2.5倍の32億10百万円、経常利益は同95.5%増の34億20百万円、そして純利益は同2.3倍の20億98百万円の見込みとしている。配当についても年間20円(期末一括20円)の予想を据え置いた。
株価の動きを見ると、10日発表の第1四半期業績を嫌気する形で、14日には年初来安値となる297円まで下落する場面があった。その後はやや反発して310円近辺で推移している。21日の終値315円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円82銭で算出)は2~3倍近辺、予想配当利回りは6%台、実績PBR(前期実績のBPS580円55銭で算出)は0.5倍台となる。
週足チャート見ると、年初来安値を更新したことで下落トレンドを継続する形となった。しかし指標面には割安感が浮上している。特に高配当利回りに妙味があり、一旦は反発局面となる可能性が高いだろう。足元で海外の金先物相場が上昇傾向を強めていることも材料視されそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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・IR企業情報&株式投資情報 サンコーテクノ<3435>(JQS):IRソリューション(日本インタビュ新聞社)(2012/08/07)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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