【今、この銘柄】上昇トレンドの森下仁丹、「シームレスカプセル」中心に業績好調

2012年7月19日 10:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  森下仁丹 <4524> (東2)のシームレスカプセル技術の中期的な成長力に注目したい。

  シームレスカプセル技術は、仁丹を製造する際のコーティング技術を応用したもので、医薬品や食品だけでなく、工業用も含めた幅広い分野で受託事業の展開を進めている。テレビ番組などメディアへの登場も増加しており、シームレスカプセル受託事業の拡大に弾みがつくことも期待されるだろう。

  今期(13年3月期)通期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比16.8%増、営業利益が同78.9%増、経常利益が同37.3%増、純利益が同8.8%増、年間配当を7円50銭(記念配2円50銭含む)としている。主力の乳酸菌健康食品「ビフィーナ」の好調に加えて、カプセル受託事業では医薬品を中心に受託量が拡大する模様だ。

  株価の動きを見ると、5月15日に年初来安値となる298円まで下落したが、6月上旬に動意付いて急騰し、6月11日には年初来高値となる419円まで上昇した。その後も概ね300円台後半の高値圏で推移している。また月足ベースで見ると、徐々に上値下値を切り上げる上昇トレンドの展開となっている。

  7月18日の終値377円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS22円12銭で算出)は17倍近辺、今期予想配当利回りは2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS377円53銭で算出)は1倍近辺となる。

  指標面を今期ベースで見れば決して割安な水準とは言えないが、中期的な成長期待を考慮したい。当面のターゲット水準は年初来高値の420円近辺となるが、これを突破すれば上昇トレンドの形となるだけに、上値追いの可能性もあるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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