【株式市場】手控え気分が強く輸出関連株は高安マチマチのなか個別物色

2012年7月13日 15:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は51%が高い

  13日後場の東京株式市場は、持ち直しながら小動き。引き続き、週末の海外でユーロを巡る為替動向に不透明感があり、個別物色の色彩。四半期決算の好調だった三協・立山ホールディングス <3432> が東証1部の値上がり率1位になった半面、輸出関連株はキヤノン <7751> が軟調、パナソニック <6752> は堅調など、高安マチマチ。東証1部の値上がり銘柄数は850銘柄(約51%)。

  本日、新規上場のアクトコール <6064> (東マ)は買い気配で始まる好スタートとなり、公開価格1700円に対し、10時29分に2500円で初値。その後2584円まで上げ、終値は2499円となった。

  日経平均は小動き。後場は8740円どころ(約20円高)をはさんで上下に各20円前後の小動きとなり、終値は8724円12銭(4円11銭高)。

  東証1部の出来高概算は、16億2404万株、売買代金は1兆86億円となり、2日続けて1兆円台を回復。1部上場1678銘柄のうち、値上がり銘柄数は850(前引けは859)銘柄、値下がり銘柄数は653(前引けは582)銘柄。

  また、東証33業種別指数は15業種(前引けも15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、その他金融、建設、非鉄金属、卸売り、精密機器、食料品、金属製品、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、保険、海運、電力・ガス、ゴム製品、倉庫・運輸、証券・商品先物、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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