温水冷却スーパーコンピューター「SuperMUC」、IBMが国際スパコン学会でお披露目するかも

2012年6月21日 07:00

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 ドイツで開催中の国際スーパーコンピューティング学会にてIBMが、世界初の温水冷却スーパーコンピューター「SuperMUC」をお披露目することになりそうだ。「Aquasar」と名付けられたSuperMUC内の冷却システムは、摂氏45度の水でも冷却を行うことができるため「温水」とうたっている。また空冷式より効率が高く、消費電力を4割も削減できるという(本家/.Extreme Tech記事より)。

 Aquasarは既に2009年に登場しているが、大規模に採用されるのは今回が初めてとなる。SuperMUCは、Sandy Bridge EPをベースにした処理効率の高いXeonを搭載しており、ヨーロッパ内で最高速の演算処理能力を誇る。

 通常の冷却システムのように、冷却水はブレードの片側からポンプで汲み上げられ、システム内を循環した後に排出される。だがAquasarが他と違う点は、CPUの真上に取り付けられた銅のヒートブロックに冷却水を通すための水路がエッチングされていることである。その微小な水路を冷却水が循環し、加えてCPUホットスポットに合わせて水路の配置をカスタマイズすることで、全体的なシステム効率をより改善することができるとのこと。

 冬期には、使用済み冷却水を建物内の暖房に再利用できるよう設計されている。

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