【新規上場】リブセンスは公開価格990円の約82%高で初値、一時ストップ高

2011年12月7日 16:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■一時ストップ高の2200円まで上げる

  リブセンス <6054> が、きょう7日に東証マザーズに新規上場された。公開価格は990円、公開株式数は75万3200株となっている。後場寄り後に1800円で売買成立となり、公開価格990円の約82%高で初値。あと一段高になり、一時ストップ高の2200円まで上げた。出来高は226万6600株で公開株式数の3倍と東証マザーズで第3位、売買代金は1位だった。

  IPO市場は、年末にきて2社が相次いで予定していた上場を延期するなど厳しい環境が続いているが、IPO前から学生ベンチャーとして同社を創業した村上太一社長が、上場企業として最年少社長として話題を呼び、ビジネスモデルも「成功報酬型」と独自性を持ち、公開価格がPER11倍台、資金吸収額も7億円超にとどまることなどが買い評価されている。

  同社は、インターネット上で求人広告や不動産物件・中古車広告の情報サイトを運営しているが、顧客企業、利用者双方にメリットがある独自のビジネスモデルで業績を伸ばしている。企業向けでは掲載時に掲載費などの各種費用を負担するのではなく、求人決定時、不動産賃貸契約時に費用の支払いを受けるなど負担を軽減し、利用者にも同時に同社が受け取る成功報酬の一定割合を「採用祝い金」、「入居祝い金」として贈呈する利用インセンティブを設定している。

  今12月期業績は、売り上げ10億7600万円(前期比68%増)、経常利益4億5600万円(同2.1倍)、純利益2億6400万円(同2.1倍)、1株利益87.3円と予想している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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