【今日の言葉】『売買代金1兆円割れ』=11営業日連続で1兆円を割る

2011年11月30日 10:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『売買代金1兆円割れ』=29日(火)の東証1部売買代金は9400億円台となって11営業日連続で1兆円を割っている。2003年以来の記録という。「売買代金」と似た言葉に「売買高」がある。売買高は買い物をするときに、たとえば、1ケ100円のお菓子を10ケ買う場合の10ケという数量が売買高。10ケ分の代金1000円が売買代金。現在、東証1部には1666銘柄が上場されている。

  たとえば、大型株の代表である新日本製鐵 <5401> の総株数は約68億698万株。しかし、これが、毎日、すべて売買されることはない。29日(火)の新日鉄の売買高は約2625万株。この日の新日鉄は総株式数68億698万株の内、2625万株が売買されたことになる。29日の株価は安値178円、高値184円、終値184円で、株価が178~184円の間で2625万株が売買されたことになり、その売買代金は約47億6066万円ということだ。

  このように銘柄ごとに、その日の売買代金を求め、当日のマーケット合計の売買代金を集計する。それが1兆円割れとなっている。売買代金は、先ほどのお菓子のように店に入るお金であるのと同じように、株式マーケットにどれだけお金が入っているかを見る。それによって、マーケットが活況かどうかを判断する。証券会社にとっては、売買代金に対して手数料が入ってくるわけだから売買代金は経営的にも大切な指標といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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