【注目の決算発表】SEMITECはまたも業績減額、赤字転落しIPO人気の反動で続落

2011年11月8日 18:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  SEMITEC <6626> は8日、189円安の1181円と9営業日続落した。7日大引け後に10月28日に下方修正した今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、今度は3月通期業績を下方修正、通期利益も赤字転落することが嫌気され見切り売りが増勢となった。

  同社株は、今年6月に公開価格1250円で新規株式公開(IPO)され、1210円で初値をつけ上場来高値3945円まで買い進まれたが、短期間に2回も下方修正が続き赤字転落、IPO人気の反動が強まっているが、同時にIPO時の幹事証券の上場審査、同社の業績開示についても問題化しそうなことも懸念された。

  3月通期業績は、IPO時の予想値より売り上げを8億7400万円、経常利益を6億2400万円、純利益を5億6400万円それぞれ引き下げ、純利益は、2億4200万円の赤字(前期は2億4200万円の黒字)と水面下に急降下する。

  第3四半期以降の為替レートを1ドル=85円から78円に変更した為替差損のほか、2Q累計業績に続き原材料価格や中国の賃金の上昇などを想定し赤字転落する。IPO人気が失望に変わり、IPO初日につけた上場来安値1155円を試す展開が避けられそうもない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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