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【銘柄診断】電算システムは手掛かり材料難、700円中心のもみ合い継続へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
電算システム <3630> は3月17日の年初来安値520円から引き戻し場面をみせたが、今一つ伸び切れないまま、4月からは700円を中心とするもみ合い相場となっている。
政府補助金を追い風に前期好調だった好採算の歯科医院向け業務ソフトの販売が減少、ソフトウェア開発の案件規模縮小などで技術者の稼働率も低下。
今2011年12月期6月中間決算は営業利益2億8500万円と前年同期比14.1%の減少となった。業績は例年下期に偏る傾向があり、特に今期は事業改善コストが上期に集中する計画になっているため、後半の盛り返しを想定、今12月期通期の見通しについては営業利益8億2500万円と前期比4・6%増を見込んでいる。
配当利回りは3.9%と魅力ある水準だし、PBRは0.6倍と割安で、それなりに投資妙味ある水準なのだが、上値を買い上がるにはややパンチ不足。従って新たな材料が具体化しないようだと、現在のもみ合いがなお継続するパターンだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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