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【注目の決算発表】高島屋は通期業績上方修正で経常増益転換し4連騰
高島屋 <8233> は11日、24円高の594円まで上げて16円高の586円と4営業日続伸した。連休前の7日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、その2Q業績の再上方修正と2月通期業績の上方修正を発表、通期経常利益が期初の減益転換予想から増益転換することをテコに内需関連の割安株買いが増勢となった。
業績修正のうち2月通期業績は、期初予想より売り上げを146億円、経常利益を40億円、純利益を25億円それぞれ引き上げ、経常利益は225億円(前期比0.1%増)と続伸し、純利益は110億円(同20%減)と減益率を縮める。
2Q業績が、東日本大震災、原発事故による計画停電が響いて落ち込んだ消費マインドをシニアマネジャー制による迅速・的確な営業体制建て直しや、4月以降はブライダル需要増加による特選・宝飾品などの高額商品、7月以降はクールビズ、涼感商品のそれぞれの売り上げ伸長でカバー、人員の効率的運営による販売効率向上と営業費圧縮も加わって、今年6月の上方修正値を再上方修正、つれて2月通期業績を上方修正した。
なお期初、6月と未定としてきた期末配当を5円と予想、年間配当を前期並みの10円とした。
株価は、大震災発生でつけた年初来安値451円から今期2Q業績増額で602円の戻り高値をつけ3分の1押し水準でもみ合っていた。PERは17倍台、PBRは0.6倍と割安で、売り長で逆日歩のつく信用好取組も支援し戻り高値抜けから一段高を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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