【株式市場】ユーロ安進行など心配で模様眺めのなか政府売却のJTは高値

2011年9月20日 16:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

20日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高・ユーロ安が今夜の海外市場でも進行する懸念があり、米国の住宅着工件数などの発表も控え、動きづらい様子。

20日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高・ユーロ安が今夜の海外市場でも進行する懸念があり、米国の住宅着工件数などの発表も控え、動きづらい様子。[写真拡大]

■東証1部銘柄は11%が高い

  20日後場の東京株式市場は、軟調なまま一進一退。円高・ユーロ安が今夜の海外市場でも進行する懸念があり、米国の住宅着工件数などの発表も控え、動きづらい様子。サイバー攻撃の三菱重工業 <7011> は後場もジリ安基調で3.7%安。一方、政府保有株売却が濃厚になったJT <2914> は株式市場にとって久々のイベントになるとの見方があり、後場高値を更新し5.4%高。東証1部の値上がり銘柄数は188銘柄(約11%)だった。

  日経平均は反落。後場は14時前に一時8704円23銭(159円93銭安)まで下げ、大引けは8721円24銭(142円92銭安)。

  東証1部の出来高概算は、14億1621万株、売買代金は1兆円に届かず9668億円。ただ、1兆円割れの翌日の日経平均は高いケースが多いという。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は188(前引けは169)銘柄、値下がり銘柄数は1398(前引けは1407)銘柄。

  また、東証33業種別指数は3業種(前引けは2業種)が値上がりし、値上がりした業種はパルプ・紙、食料品、繊維製品。

  一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、証券・商品先物、鉄鋼、鉱業、その他金融、非鉄金属、石油・石炭、機械、不動産、銀行、輸送用機器、空運、電気機器、陸運、建設、化学、精密機器、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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