【株式市場】ユーロ安再燃など受け大半の業種が安い中JTは高値顔合わせ

2011年9月20日 12:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は10%が高い

  20日前場の東京株式市場は、全般反落。ユーロ安が海外市場から再燃した上、NY株の108ドル安を受け、業種別指数で値上がりした業種は2業種(食料品、パルプ・紙)のみ。イタリア国債の格下げが伝えられ、大手銀行株や保険株も軟調。なかで、JT <2914> は復興財源を捻出する目的の政府保有株売却が株式市場にとって久々のイベントになるとの見方があり、年初来の高値に顔合わせ。東証1部の値上がり銘柄数は169銘柄(約10%)だった。

  日経平均は反落。朝寄りから8800円を割り込み、一時8725円91銭(138円25銭安)まで下げ、前引けは8739円74銭(124円42銭安)。

  東証1部の出来高概算は、6億4201万株、売買代金は4227億円。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は169銘柄、値下がり銘柄数は1407銘柄。

  また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、値上がり業種はパルプ・紙、食料品、のみ。

  一方、値下がり率上位の業種は、海運、保険、証券・商品先物、非鉄金属、石油・石炭、鉄鋼、機械、その他金融、鉱業、不動産、空運、電気機器、陸運、倉庫・運輸、銀行、建設、輸送用機器、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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