【外国為替市場展望:ドル・円相場】20~21日の米FOMCまで動きにくい状況

2011年9月11日 11:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フューチャー:9月12日~16日のドル・円相場】

■膠着感の強い展開を想定

  来週(9月12日~16日)のドル・円相場については、ソブリンリスクに対する警戒感でユーロ・ドル相場の動向に注意が必要となるが、引き続き1ドル=76円台~77円台の小幅レンジで、膠着感の強い展開が想定される。9日~10日に開催されたG7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議の影響は限定的で、次の注目イベントは20日~21日開催予定の米FOMC(連邦公開市場委員会)だろう。

  前週(9月5日~9日)のドル・円相場は、1ドル=76円台後半~77円台半ばのレンジで小動きだった。リスク回避のドル売り・円買い圧力と、円売り市場介入への警戒感などが交錯する状況が続き、円高水準で膠着感の強い展開だった。ただし週末9日の海外市場では一時1ドル=77円80銭台に円が下落する場面もあった。ギリシャのデフォルト(債務不履行)に対する警戒感で、ユーロ売り・ドル買いが加速した流れが波及し、ドル・円相場ではドル買い・円売りがやや優勢になった。

  世界的なリセッション(景気後退)やソブリンリスクに対する警戒感が強い状況に変化はない。そしてドル・円相場についても、リスク回避のドル売り・円買い圧力、量的緩和策第3弾(QE3)に対する思惑、円売り市場介入への警戒感などが交錯し、円高水準で膠着感の強い展開が続いている。8月26日のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長のジャクソンホール・シンポジウムでの講演、9月2日の米8月雇用統計、8日のバーナンキ米FRB議長の講演、オバマ米大統領の景気・雇用対策に関する議会演説などが注目されたが、こうした重要イベントを通過しても、結果的には大きな動きが見られない。

  ギリシャのデフォルト懸念などで、ユーロ・ドル相場の動きに注意が必要となるが、ドル・円相場については20日~21日開催予定の米FOMCまで、動きにくい状況が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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