中央化学は三菱商事のTOBを好感し買い付け価格を上回る

2011年8月22日 17:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株式上場は維持の方針でグループ事業強化の期待

  樹脂製食品容器の大手・中央化学 <7895> は22日、三菱商事 <8058> によるTOB(株式公開買い付け)を好感し、前場478円(77円高)まで急伸。後場は上げ一服となったものの、終値は411円(10円高)。TOB価格386円を大きく上回る反応をみせた。前週末19日の発表では、現時点で上場廃止は企図していないとしたため、三菱商事とのグループ事業強化による業績拡大の期待が先行した。

  三菱商事によるTOBは、1株386円で9月5日から10月19日までの日程で実施。中央化学の業績は、2009年12月期に営業・経常利益が黒字に転換し、10年12月期には純利益も黒字転換。今期の予想は、営業利益は前期比4.1%減、純利益は同28.6%減、1株利益は69円48銭。中間配当は無配と発表したが、期末配当には3期ぶり復配の可能性を残している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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