【引け後のリリース】極東開発工業が今期の業績予想を増収増益・増配と発表

2011年8月8日 19:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■第1四半期の純利益は黒字に転換

  特装車の大手・極東開発工業 <7226> は8日の大引け後、第1四半期決算(4~6月)を発表し、未定だった今期の業績予想も公表。3月通期の営業利益は17億円(前期実績は約12億円)としたほか、他の益項目も合わせて増収増益の見込みとした。また、9月中間配当を前年同期より1円増配し4円とし、3月期末配当も1円増額の5円とした。

  第1四半期は、特捜車事業では、4~5月にかけて商用車メーカーからのトラック供給が滞ったものの、環境事業はプラント部門の牽引により増収増益。連結業績は、営業・経常利益が赤字縮小となり、純利益は黒字に転換した。未定だった今期の業績予想は、3月通期の売上高が615億円(前期実績は約577億円)、営業利益は17億円(同12億円)、純利益は15億円(同9億円)。1株利益は37円75銭。

■PBRは0.3倍台の銘柄

  8日の株価は底堅い推移となり、413円(24円安)を安値安に終値は424円(13円安)。全体相場が大幅続落となった中で、前売買日の安値409円を割らずに踏みとどまった。決算発表に期待した買いもあった模様。また、1株純資産の3割台(PBR0.3倍台)という割安さも見直されていた。予想1株利益37円75銭の11倍台という水準は、やや割高な印象だが、増収増益を評価する動きになる可能性が出てきたといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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