関連記事
【株式市場】大幅安のまま底練りだが売買増加し後場は落ち着く

5日後場の東京株式市場は、底練り商状で売買交錯。円相場が対ドルでは78円台の円安基調になったため、値上り銘柄が徐々に増加したものの、対ユーロでは110円台の円高となったため、NY株の512ドル安を受けた前場の大幅安から一進一退の域を出なかった。[写真拡大]
■日経平均3月18日以来の安値
5日後場の東京株式市場は、底練り商状で売買交錯。円相場が対ドルでは78円台の円安基調になったため、値上り銘柄が徐々に増加したものの、対ユーロでは110円台の円高となったため、NY株の512ドル安を受けた前場の大幅安から一進一退の域を出なかった。ただ、出来高・売買代金は増加し、同じ下げ相場でも「陽性」との見方。東証1部の値上がり銘柄数は69銘柄(約4%)だった。
日経平均は大幅安。後場は約360円安の9300円をはさんで一進一退となり、大引けは9299円88銭(359円30銭安)。終値としては、大震災の翌週の3月18日以来の安値となった。朝方は9264円09銭(395円09銭安)まで下落し、下げ幅では今年3番目となった。
東証1部の出来高概算は増勢となり25億1458万株、売買代金も増加し1兆6110億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は69(前引けは22)銘柄、値下がり銘柄数は1576(前引けは1627)銘柄。
また、東証33業種別指数は「空運」1業種のみ値上がりし(前引けは全業種が値下がり)、値下がり率の低い業種は、電力・ガス、その他製品、パルプ・紙、食料品、医薬品、金属製品、陸運、サービス、繊維製品、情報・通信、建設、化学、水産・農林、など。
一方、値下がり率上位は、鉱業、ゴム製品、証券・商品先物、非鉄金属、その他金融、不動産、鉄鋼、保険、電気機器、海運、ガラス・土石、機械、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・大和ハウス工業は14時の決算発表後ジリジリ戻す(2011/08/05)
・旭硝子は業績悪と米国株暴落を嫌気して連日年初来安値を更新(2011/08/05)
・株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジン創刊!シンプルに的確に注目銘柄を紹介(2011/06/08)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
