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【注目の決算発表】マクロミルは自己株式取得・消却に最高純益加わり急反発
マクロミル <3730> は4日、70円高の934円まで買い進まれて47円高の911円と3日ぶりに急反発した。3日大引け後に6月期決算とともに、自己株式取得・消却を発表、今期純利益が、増益転換して2期ぶりに過去最高を更新することも上乗せとなって割安修正買いが再燃した。
自己株式取得は、資本効率の向上と経営環境の変化に対応して機動的な資本政策を遂行することを目的としており、上限を320万株(発行済み株式総数の10.47%)、25億円、取得期間を8月4日から来年8月3日までとして市場買い付けをする。自己株式消却は、8月11日を予定日に160万5200株(同4.97%)を対象に実施する。
一方同社の業績は、前期が、今年5月の下方修正値をやや上ぶれ前々期比66%増収、18%経常増益、7%純益減益で着地し、今期は、2ケタ増収・経常増益を予想、純利益は、15億円(前期比28%増)と増益転換して2010年3月期の過去最高(12億6600万円)を2期ぶりに更新する。
株価は、東日本大震災発生で768円まで急落したが、5月の前期業績の一転した下方修正がネガティブ・サプライズとなってさらに年初来安値748円まで再調整、200円幅の底上げをしていた。PER18倍台の下げ過ぎ訂正に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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