【引け後のリリース】東レが収益拡大策を進め業績予想を増額修正

2011年8月1日 19:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■もみ合い相場の「引力」抜け出せば軽快感

  東レ <3402> は1日の夕方、業績予想の増額修正を発表。3月通期の売上高を1兆6500億円から1兆6700億円(前期は1兆5397億円)に、営業利益は1100億円から1200億円(同1001億円)に、純利益は670億円から740億円(同579億円)に、各々見直した。予想1株利益は45円42銭。

  本年4月からスタートさせた新たな中期経営課題プロジェクトAP-G 2013のもとで、繊維事業、プラスチック・ケミカル事業、炭素繊維複合材料事業などで収益拡大を推進した。第1四半期の決算発表は8月4日を予定する。

■PERが市場平均より割安に

  1日の株価は横ばいの範囲にとどまり終値は605円(6円高)。5月以降は、おおむね下値を570円、上値を620円前後とするもみ合い相場となっており、この「引力」を抜け出せば値動きが軽くなるという。予想1株利益からは13倍台になり、日経225種平均構成銘柄の平均PER14.56倍(7月29日現在)よりも割安水準になった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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