関連記事
清水建設は立川ブラインド、トーソーと新商品開発、自然光照明の採光システム

清水建設<1803>(東)は立川ブラインド工業<7989>(東1)、トーソー<5956>(東2)と共同で、自然光を照明に用いる採光システム「グラデーションブラインド」に、眺望と経済性を向上させる新機能を追加した新商品を開発した。[写真拡大]
■「グラデーションブラインド」に新機能を追加
清水建設 <1803> は立川ブラインド工業 <7989> 、トーソー <5956> と共同で、自然光を照明に用いる採光システム「グラデーションブラインド」に、眺望と経済性を向上させる新機能を追加した新商品を開発した。立川ブラインド工業とトーソーは9月1日から販売を開始する。新商品は従来商品に比べ、屋外を眺望できる時間が増えて快適性が増す一方、価格は3割減となった。
グラデーションブラインドは、屋外の自然光を屋内に採り入れ、眩しくない間接光として利用することで、照明用の消費エネルギー量を減らす採光システム。中央制御システムが、ブラインドの羽根の角度を自動制御し、自然光を羽根で屋内天井へ反射させて屋内に採り入れるシステムで、照明用エネルギー消費量及びCO2排出量を最大3割減らすことができる。
一方、価格については、ブラインドの羽根の角度を調整する駆動部をシンプルにした結果、従来商品と比較して3割減となった。価格は、幅2,500mm、高さ2,800mm(7平方メートル)のブラインド1体が131,000円、中央制御システムは約1,000枚のブラインドを使用する当社新本社ビルクラスの大規模事務所ビルの場合、約2千万円(2万円/ブラインド1体)となる。
グラデーションブラインドは、2000年11月の商品化以来、既に29棟の建物で、約1万9000平方メートルの採用実績がある。新商品は快適性や価格競争力を備えているうえ、電力不足のおり節電が求められていることから急ピッチで普及が進むとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・古河電気工業グループの理研電線が中国でエレベータ用ケーブル事業弁会社設立(2011/07/30)
・新日鉄は中国で冷間圧造用鋼線需要の能力を増強(2011/07/30)
・【太陽光発電関連特集5】国内の太陽光発電システムの市場規模(2011/07/25)
・【太陽光発電関連特集4】住宅用太陽光発電システム市場の推移は拡大基調(2011/07/21)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
