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【銘柄診断】ディスコは3月期単独業績の上ぶれ着地をテコに反発
★5月11日予定の連結決算発表への期待感と信用好需給が交錯
ディスコ <6146> は27日、90円高の5420円と反発した。26日大引け後に速報値を発表した2011年3月期の単独業績が、今年2月の予想値を上ぶれて大幅増益となり、3月通期連結売り上げも大きく伸びたことを手掛かりに割安修正買いが再燃しており、売り方の買い戻しも押上げ効果を発揮した。
同社の業績開示方法は、四半期予想・実績の早期発表を基本としており、四半期単独売り上げの開示を第1ステップとして始まり、連結売り上げ・単独業績、さらに通期本決算の順番で続き、今回の発表はその第2ステップとなる。
3月期単独業績上ぶれのうち、純利益は、2月予想値より8億3400万円拡大し80億3400万円(前期比4.7倍)となった。また通期連結売り上げも、20億円上ぶれ997億円(前期比61%増)と連続増収率を伸ばした。
LED向けレーザソー、電子部品向けブレードダイサの出荷回復、フラッシュメモリ向けウェーハ薄化装置の好調推移などが要因となった。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値4450円から、単独通期売り上げ好調推移に反応して5990円まで急反発、さらに米インテル社の好決算・設備投資上方修正にも反応し高値をキープしている。5月11日予定の連結決算発表への期待感と信用好需給が交錯しPER18倍台の割安修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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