【銘柄診断】イオンは前引け後に業績を再上方修正し切り返して続伸

★下げ過ぎ訂正買いが増勢

　　イオン <8267> は２５日、８円高の９４４円と続伸した。２５日前引け後の１１時２５分に昨年１０月に続く２０１１年２月期業績の再上方修正を発表、下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。

　　２月期業績は、１０月のレンジで予想した増額値より営業収益を４０億円、経常利益を２６４億円～１６４億円、純利益を１０８億円～４８億円それぞれ引き上げ、純利益は、５９８億円（前期比９２％増）と増益率を拡大する。

　　グループ収益の大きな割合を占めるＧＭＳ（総合スーパー）を中心に収益構造改革を進め、共同調達の拡大、自社物流の効率化、在庫コントロールの取り組み強化などを図ったことが要因となった。

　　株価は、業績増額や第３四半期の好決算などで１０００円台を回復したが、東北地方太平洋沖地震発生で８１８円まで急落、急落幅の半値戻し水準近くまでリバウンドした。ＰＥＲ１１倍台、ＰＢＲ０．８倍の下げ過ぎ修正が続こう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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