欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米金融政策に不透明感もドルに買戻し

2026年10月16日 17:25

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記事提供元:フィスコ

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米金融政策に不透明感もドルに買戻し
16日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。米金融政策の先行きについて不透明感が広がり、米金利安・ドル安に振れやすい。ただ、日米金利差の縮小は当面見込めず、ドルは下値で買戻しが見込まれる。

前日発表された米経済指標で生産者物価指数(PPI)は予想外に加速し、前日の消費者物価指数(CPI)とともにインフレ圧力が意識された。ただ、フィラデルフィア連銀製造業景気指数と小売売上高は前回よりも弱い内容で、長期金利の低下でドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.1220ドル台に浮上、ドル・円は158円20銭台に上昇後は伸び悩んだ。本日アジア市場は米金融政策の先行き不透明感から米金利安に振れ、ドル売りが強まっている。

この後の海外市場は米金融政策への思惑が広がりやすい。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長は足元のインフレ指標加速にもかかわらず、引き締め的な政策姿勢を明確にしなかった。国内経済に関しても物価高の影響による減速に警戒感が浮上しており、米金利の低下が続けばドル売り先行の見通し。一方、日米協調介入への警戒感から、引き続き円買いに振れやすい。ただ、現時点で日米金利差の縮小は見込めないため、ドル・円は下げづらいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏CPI(9月) 予想3.8% 前回3.8%
・21:30 米・輸入物価指数(9月) 前回7.0%
・22:15 米・設備稼働率(9月) 予想376.5% 前回76.3%
・22:15 米・鉱工業生産指数(9月) 予想0.4% 前回0%《CS》