IBMやGoogle、Amazonなどがコロナウイルス関連研究に計算リソース提供

2020年3月25日 18:42

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記事提供元:スラド

 新型コロナウイルス感染症対策のため、IBMやNASA、MIT、米国立科学財団、Google、Amazon.comなどが協力してコロナウイルスの解析を行う「COVID-19 HPC Consortium」を設立した。これら企業が研究機関に対して計算リソースを提供するという(仮想通貨WatchTechCrunch)。

 研究機関はコンソーシアムに対して、使用目的と研究内容、使用する計算量、必要なサポートといった情報を提出することで計算リソースが使用できるようになる。計算リソースを提供するのは次の組織となっている。

 U.S. Department of Energy (DOE) Advanced Scientific Computing Research (ASCR)U.S. DOE National Nuclear Security Administration (NNSA)U.S. National Science Foundation (NSF)NASA High-End Computing CapabilityGoogleAmazon Web ServicesMIT/Massachusetts Green HPC Center (MGHPCC)Rensselaer Polytechnic InstituteIBM Research 

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