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しまむら、初の寝具・インテリア専門店を神戸にオープン
しまむらは、兵庫県神戸市に「しまむら 寝具・インテリア館 Zzz…と 神戸西店」を5月24日開店する。
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■しまむらが寝具とインテリアに参入
この店は2008年開店の「ディバロ 神戸西店」を業態変更したもので、しまむらにとって初の寝具とインテリア専門店となる。機能性や品質が高い寝具、最新のトレンドを意識したインテリアをしまむららしい低価格で提供する。
昨今エアウィーヴなどに代表される、睡眠の質を改善できるとされるマットレスが人気だ。これをしまむらでも販売した際に反響があったため、機能性を持つ寝具が求められている手応えを感じたとのこと。この新業態により新規の顧客層を開拓し、年間1.5億円の売り上げを目指している。
■オープニングセールではお買い得商品も
今回の開店にあたり、プライベートブランドである「CLOSSHI」や高機能素材「ファイバードライ」などのセールも行う。「CLOSSHI」は、着心地や使い心地、触り心地にこだわり、素材と作りを高めたシリーズ。コットンだけでもアメリカンピマコットン、世界三大綿の新疆綿、繊維が長い新疆綿のプラチナコットンの3種類を展開している。
「ファイバードライ」は給水速乾性を持ち、汗を蒸散させる作用がある素材。部屋干し対策がなされているので臭いが発生しにくく、さらっとした着心地が続く。これらの製品も紹介することで、しまむらでは価格だけではなく、機能性を持つ商品も展開していることをアピールできるだろう。
■新業態や大型店という試みは売上の苦戦から?
しまむらの2018年2月期決算は減収減益となったが、そのてこ入れの一つが新規事業の展開。寝具・インテリアは靴小売業の「ディバロ」以来の新業態だが、そうした取り組みは10年以上ぶりとなる。
もう一つのてこ入れが大型店オープンだが、現在400坪以上の大型店は約30店。今後新規に出店する店舗の約1割は450~600坪の大型店となり、都市部の主要エリアに出店を予定する。大型店では服のイレギュラーサイズ対応を始めており新たな需要を見込むが、一方でインバウンド消費もターゲットと見据える。今後もしまむらの取り組みに注目したい。(記事:stellarlight・記事一覧を見る)
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