本屋大賞翻訳部門受賞作家ローラン・ビネの最新作『遠近法』本日6月29日に発売!
配信日時: 2026-06-29 13:20:00
『HHhH』で本屋大賞を受賞した作家の最新作はルネサンス期イタリアが舞台の書簡体ミステリ
『HHhH――プラハ、1942年』で本屋大賞翻訳部門を受賞したことで一躍日本で知られるようになったフランスの作家ローラン・ビネ。そのほかにもバルト、フーコー、エーコ、ドゥルーズ、ガタリ等実在の哲学者が多数登場する『言語の七番目の機能』や、インカ帝国がスペインに滅ぼされず、逆にスペインがインカ帝国により征服される歴史をたどった世界を描く『文明交錯』など、刺激的で魅力的な作品を刊行するたびに、世界の読書人を歓喜させています。
そんなローラン・ビネの翻訳最新刊が本日6月29日に発売された『遠近法』(高橋啓訳、海外文学セレクション/単行本)です。今回の舞台は16世紀のイタリア・フィレンツェ。ルネサンスまっただなかの華やかな都市で起きた実在の画家の殺人事件を描く歴史ミステリです。
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ローラン・ビネ/高橋啓訳『遠近法』(海外文学セレクション)
【内容紹介】
ルネサンス期のフィレンツェ、10年以上もかけて描き続けているサン・ロレンツォ聖堂のフレスコ画の前でマニエリスムの画家ヤコポ・ダ・ポントルモが槌(つち)で殴打され、鑽(たがね)で胸を刺されて殺害され、彼のアトリエにはフィレンツェ公コジモ・デ・メディチの長女マリアの顔をしたヴィーナスとキューピッドの猥褻(わいせつ)な絵が残されていた。ポントルモを殺したのは誰か? いかがわしい絵を描いたのは彼なのか? コジモは信を置く画家で建築家で美術史家のヴァザーリに事件の解明を依頼する。ヴァザーリは、ローマでサン・ピエトロ大聖堂の建設に携わっているミケランジェロに書状を送り事件を知らせ、助言を求めた。ヴァザーリとミケランジェロ、マリアと遠縁のフランス王妃カトリーヌ・ド・メディシス、カトリーヌ・ド・メディシスとコジモの敵であるフランス軍元帥ピエロ・ストロッツィ……火薬庫のような当時のヨーロッパを舞台に繰り広げられた陰謀劇、恋愛劇・・・・・・。目もくらむような人物たちの書簡が176通。事件は書簡で語られ、書簡で捜査され、書簡で解明される。
『HHhH──プラハ、1942年』、『言語の七番目の機能』、『文明交錯』と次々に読者を驚嘆させてきた著者による、傑作書簡体歴史ミステリ。
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装画:ブロンズィーノ「マリア・デ・メディチの肖像」ウフィツィ美術館蔵他/装幀:柳川貴代
『遠近法』最大の特徴は176通の手紙のみで作品が構成された書簡体ミステリであること。実在の歴史上の人物たちのあいだで行き来する手紙から、事件の概要、推移、そして真相が浮かび上がってくるさまはとてもスリリングで、毎回語りに趣向を凝らすローラン・ビネならではの一作です。どうぞご堪能ください。
■書誌情報
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遠近法(えんきんほう)
ローラン・ビネ/高橋啓訳
判型:四六判上製
ページ数:290ページ
初版:2026年6月26日
ISBN:978-4-488-01695-1
Cコード:C0097
装画:ブロンズィーノ「マリア・デ・メディチの肖像」ウフィツィ美術館蔵他
装幀:柳川貴代
■著訳者プロフィール
ローラン・ビネ(Laurent Binet)
1972年フランス、パリ生まれ。パリ大学で現代文学を修め、兵役でフランス語教師としてスロヴァキアに赴任し、その後、パリ第三大学、第八大学で教鞭を執る。『HHhH──プラハ、1942年』でゴンクール賞最優秀新人賞と、リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞を受賞(日本では本屋大賞・翻訳小説部門第1位、Twitter文学賞・海外編第1位となった)、『言語の七番目の機能』でアンテラリエ賞とFnac小説大賞、『文明交錯』ではアカデミー・フランセーズ小説大賞を受賞するなど、現代フランス文学界を牽引する存在となっている。
高橋啓(たかはし・けい)
1953年北海道生まれ。翻訳家。早稲田大学文学部卒。訳書にL・ビネ『HHhH──プラハ、1942年』『言語の七番目の機能』、O・ゲーズ『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』、E・ルイ『エディに別れを告げて』、J・ルーボー『麗しのオルタンス』、P・フルネル『編集者とタブレット』、P・キニャール『アマリアの別荘』、T・ガルシア『7』等。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9527/260/9527-260-1f64e55fea8e311b4c9ff228c5f43272-3543x1181.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社東京創元社
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代表取締役:渋谷健太郎
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