Classiq、NVIDIA CUDA-Qとの統合強化によりハイブリッド量子アプリケーションの開発・実行を劇的に加速
配信日時: 2026-03-18 09:00:00
ハイレベルなモデリングとNVIDIA CUDA-Qによる実行を接続する最新のワークフローが、ハイブリッドHPCおよび量子環境における反復サイクルを短縮
- 生産性 - Classiqによるハイレベルな量子モデリングから、NVIDIA CUDA-Qを用いたハイブリッド実行まで、エンドツーエンドのパスを加速。あらゆるタイプの顧客において、価値創出までの道のりを早めます。
- パフォーマンス - 一例として、回路合成から実行まで、従来67分を要していたワークフローが2.5分に短縮されました。
- アクセシビリティ - アップデートされた統合機能は、Classiqプラットフォームの開発環境(Classiq Studio)から、ターミナルコマンドを通じて利用可能です。
量子アプリケーション開発プラットフォームを提供するClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、CEO:Nir Minerbi、以下「Classiq」)は、ClassiqプラットフォームとNVIDIA CUDA-Qの統合における性能向上を実証したことを発表しました。これにより、AI支援によるハイレベルな量子モデリングから、ハイブリッド量子・古典環境での実行に至るまでのワークフローが加速され、量子研究開発における実行時間と反復スピードの向上が期待されます。
今回改良された統合機能により、GPU、シミュレータ、さらには進化を続ける量子ハードウェアなど、異種混合の計算リソースにまたがるアルゴリズム設計、迅速な反復、実行までのオーバーヘッドが軽減されます。これにより、進化するHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)環境において、ハイブリッド・アプローチのテスト、ベンチマーク、改良を進める上で重要となる反復ループが短縮されます。
量子・古典ハイブリッド計算は、量子ネイティブな手法の評価と実用化において中心的な役割を担います。特に、シミュレーション、前処理、最適化ループ、オーケストレーションなどの量子ワークフローにおいては、古典計算リソースによる高速化が不可欠です。Classiqは、モデリング、コンパイル、実行の連携を強化することで、CUDA-Qとの統合を通じ、研究者や開発者が設計意図から実行可能な実験へ、さらにその結果を次の設計へと、より迅速に反映できる環境の実現を目指しています。
本実証では、Classiqプラットフォームで利用可能なIQAE(繰り返し量子振幅推定)を用いた金融オプション価格設定のベンチマークを実施しました。このベンチマークを改良後のClassiqの統合環境で実装し、CUDA-Qを介して実行した結果、31量子ビット回路における回路合成から実行完了までの所要時間は、単一のNVIDIA A100 GPUの使用により、67分から2.5分へと短縮されました。
今回の改良により、NVIDIAのAIインフラを活用した量子シミュレーション実行の高度な並列化が可能になりました。これにより、大規模かつ複雑な量子回路の探索が進み、量子アルゴリズムやスケーリングに関する仮説検証をより効率的に行えるようになります。さらに、次世代の量子ハードウェアに向けた大規模な実用化への道を切り拓くことが期待されます。
*本件は、太平洋標準時2026年2月17日に米カリフォルニア・サンノゼで発表されたプレスリリースの抄訳です。英語原文はこちらをご覧ください。
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