アジラ、菅原ジェネラリストと共同で「操舵士の行動認識ソリューション」の概念実証を開始 ~行動認識AIで船舶事故の未然防止を目指す~
配信日時: 2025-12-03 10:00:00

株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO 兼 COO:尾上 剛、以下、「アジラ」)は、株式会社菅原ジェネラリスト(本社:香川県丸亀市、代表取締役 菅原 範明、以下、「菅原ジェネラリスト」)と共同で、海運業における運行リスクの低減と安全管理強化を目的とした「操舵士の不審行動検知ソリューション」の概念実証(以下、「本PoC」)を開始したことをお知らせいたします。
■本PoC実施の背景
日本国内の船員は高齢化が著しく、特に内航貨物船船員に関しては50歳以上の割合が5
割を超え、60歳以上の割合が年々増加しております。また、今後10年で経験豊富な団塊世代の船員が大量に退職する「2030年問題」が目前に迫る中、人手不足と業務負荷増大による安全管理の推進が急務となっています。
運輸安全委員会の統計によると2024年内だけでも衝突事故が209件(衝突127件、衝突・単82件)、乗揚が166件、転覆が46件など合計で593件の船舶事故が発生しております。これらの中には、船員の体調不良や居眠り、不注意等に起因するものも少なくありません。
この課題に対して従来は赤外線センサーの活用が図られてきましたが、操舵士の行動が多様化・複雑化する船橋という環境において、海図台前の滞留や携帯電話操作といった、姿勢の変化が比較的少ない軽微な動作を伴う事故予兆行動の認識は困難でありました 。
本PoCでは操舵士の行動をアジラの行動認識AIで詳細まで把握し、人の存在有無のみならず居眠り(こくり)、気絶、転倒、海図前での滞留、携帯電話操作、不在等を検出しスピーカーで警告することで、これらの船舶事故の未然防止を目指します。
■本PoCの概要
本PoCでは2025年9月から4か月間をかけて、AIモデルの開発、通知システムとの連携、検証試験を行います。またアジラと菅原ジェネラリストは以下の役割分担で活動いたします。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MzQzNSMzNjYxNDQjODM0MzVfbENETnZQVEVKaS5qcGc.jpg ]
今後の展望
本PoCでアジラと菅原ジェネラリストはAIモデルの最適化を実施し、有効性が確認された場合には他の船舶への順次的な展開および業務実装を目指して検討を推進していくとともに、今回の取り組みを海運業界における次世代の安全基準構築に向けた先行事例として、監督官庁、関連諸団体ならびに関連企業の協力を得ながら確立していくことを目指してまいります。
株式会社アジラ
代表者:代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
公式webサイト:https://jp.asilla.com/
株式会社菅原ジェネラリスト
代表者:代表取締役 菅原 範明
所在地:香川県丸亀市港町307番地
事業内容:船舶運送事業、船舶の貸渡し、船舶の管理事業、船舶修理修繕・工務管理
公式webサイト:https://sugahara-j.com/
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