骨盤支持ソファに関する研究成果を国際学会にて発表
配信日時: 2025-08-19 15:30:00
株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:松下剛)と森ノ宮医療大学 インクルーシブ医科学研究所所長・総合リハビリテーション学部理学療法学科教授 工藤慎太郎氏が共同開発した骨盤支持ソファに関する研究成果が、工藤教授、助教 中田光海氏によって、2025年7月27日から31日に行われた人間工学に関する国際会議『International Society of Biomechanics』にて発表されたことをご報告します。
■ 背景・目的
長時間の座位は、解剖学的に正しい姿勢よりも背骨が屈曲し、骨盤が後傾した姿勢を引き起こし、背部に機械的な負担がかかることで腰痛を引き起こします。また、ソファの座面はデスクチェアに比べて柔らかく、ソファに座ると背中から腰が曲がった猫背姿勢になりやすいため、特に腰部に負担がかかります。そこで、骨盤の前傾と腰椎の前弯を適切にする新しいソファを開発し、腰痛者と健常者を対象に、骨盤支持ソファと従来のソファの30分後の腰痛の強さ、アライメント、筋活動への影響の違いについて調査を行いました。
■ 実験概要
被験者:慢性非特異的腰痛者19名(21.6±4.6歳)、健常者19名(23.4±4.8歳)
試行方法:骨盤支持ソファと従来型のソファの各ソファにおいて、1回30分座位保持を実施
測定項目:矢状面の骨盤傾斜角度、体幹屈曲角度、多裂筋と脊柱起立筋の筋活動、腰痛の強さNRS(Numerical Rating Scale:数値評価尺度)
■ 結果
(発表データの一例)
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29736/712/29736-712-2c319b4acaaf5f13125637d0b352375b-850x360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来型のソファと比較して、骨盤支持ソファに座ることで、健常者および腰痛者ともに背中や腰の筋活動を要さずに30分間骨盤を前傾位に保持されていました。
■ まとめ
本研究結果より、腰痛の有無にかかわらず、従来型のソファよりも骨盤支持ソファに座ることで30分後もアライメントは適切に保たれ、長時間座位による腰痛の悪化を防ぐことが示唆されました。
■ 発表タイトル
The Effects of the developed sofa on back pain, alignment, and muscle fatigue during prolonged sitting
■ 発表者
Akimi Nakata, Shintarou Kudo(Inclusive medical sciences institute, Morinomiya University of Medical Sciences, Osaka, Japan、Graduate school of Health Sciences, Morinomiya University of Medical Sciences, Osaka, Japan)
MTGは、自社開発のみならず、産学官の連携として大学との共同研究や、他企業との共同開発に取り組むことで、先進のテクノロジーと最高峰の知恵を融合させ、革新的なブランドを創出してまいりました。今後も、世界中の人々に生き生きとした前向きな人生を送っていただくためのフィットネス製品とサービスを創出し、多くの人の健やかな身体づくりをサポートしてまいります。
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