2025年6月 山手線5G通信速度実測調査
配信日時: 2025-06-18 10:00:00
■ 全60地点の下り通信速度は、auが168.6Mbpsでトップ。ドコモ、ソフトバンクも拮抗。
■ 全60地点の5G受信地点比率は、4社平均で94.2%。
■ 下り通信速度の4社平均は、2019年の4倍以上に。
■ 下り速度の最速地点は目黒駅(391.5Mbps)、最遅地点は品川~大崎間。
株式会社 ICT総研 (東京都中央区)は6月18日、山手線5G通信速度実測調査の結果をまとめた。日本の携帯電話キャリアの5Gサービスが2020年に開始されて5年が経過、各キャリアの5Gエリアのカバー率は拡大を続けている状況だ。今回の調査では、国内のMNO (Mobile Network Operator) であるNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの通信速度の実態を把握することを目的とした。
測定端末は、Google Pixel 7a。速度測定サイト「インターネット速度テスト」(Google)にて、1地点あたり下り(ダウンロード)と上り(アップロード)の速度を3回ずつ測定した。測定地点は、東京都内のJR山手線 全30駅のホームと、それぞれの駅間(移動中)の全60地点。優先ネットワーク設定は「5G優先」に設定した。調査日は2025年6月10日~11日。朝夕のラッシュ時間帯を避けた「閑散時間帯」で調査した。
■ 全60地点の下り通信速度は、auが168.6Mbpsでトップ。ドコモ、ソフトバンクも拮抗。
調査の結果、山手線の「駅ホーム」および「駅間」 全60地点の下り通信速度は、auが平均168.6Mbpsでトップ。NTTドコモ (164.2Mbps)、ソフトバンク (157.7Mbps)が続いた。この3社の下り通信速度は、高い水準で拮抗している。下り通信速度の4社平均は127.0Mbpsであり、前回調査(2023年7月)の100.7Mbpsを大きく上回った。
auとソフトバンクは、前回調査においても平均150Mbps前後の下り速度を記録したが、今回の調査ではさらに速度を伸ばした。NTTドコモは前回調査では下り速度66.4Mbpsに留まったが、今回一気に100Mbps程度高速化した。NTTドコモが取り組んでいる通信改善の取り組みの影響だと考えられる。楽天モバイルは前回調査で下り速度33.0Mbpsであったが、今回はやや速度が落ち込む結果となった。
一方で、全60地点の上り通信速度は、ソフトバンクが平均45.7Mbpsでトップ。au(40.2Mbps)が続いた。上り通信速度が下り通信速度に比べて遅い傾向は、前回までと変わっていない。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19182/14/19182-14-c7e144e4f76306d54f0d3b19a756943b-535x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 全60地点の5G受信地点比率は、4社平均で94.2%。
全60地点の5G受信地点比率は、4社平均で94.2%。前回調査では4社平均 77.5%であり、大きくポイントを伸ばした。auとソフトバンクは5G受信地点比率が前回同様に100%。調査対象とした60地点全てで5Gの電波を受信した。NTTドコモの5G受信地点比率は98.3%(前回51.7%)、楽天モバイルは78.3%(前回58.3%)と、ともに5G受信地点比率を大きく増やした。各事業者の5Gエリアが拡大している実態が読み取れる。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19182/14/19182-14-632994498d3cf9022102ec683820de86-535x384.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 下り通信速度の4社平均は、2019年の4倍以上に。
ICT総研では、この山手線全駅+駅間の通信速度調査を2019年12月から実施している。4社平均の下り通信速度の推移を見ると、2019年12月調査の29.8Mbpsが、今回調査では127.0Mbpsと4倍以上の結果となった。2020年3月の5Gサービス開始後に通信速度が明らかに高速化しており、5Gエリアの拡大とともに下り通信速度が年々速くなっていることが分かる。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19182/14/19182-14-a3ecf46e3fac0c92f2a9e18150fc61f7-505x342.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 下り速度の最速地点は目黒駅(391.5Mbps)、最遅地点は品川~大崎間。
今回調査における下り通信速度の最速地点は目黒駅ホームであり、4社平均下り速度は391.5Mbpsであった。田町駅ホーム(382.8Mbps)、鶯谷駅ホーム(375.4Mbps)、五反田駅ホーム(329.0Mbps)の4駅が、4社平均で300Mbpsを超えた。一方で、4社平均の下り速度が最も遅かったのは、品川~大崎間であり、3.4Mbpsに留まった。
今回調査の全60地点を「駅ホーム」と「駅間」に分けると、「駅ホーム」の4社平均が下り206.5Mbpsであるのに対し、「駅間」は47.4Mbps。移動中である「駅間」と比べ、「駅ホーム」の速度が速い傾向は前回と変わらない。ただし、前回調査では「駅間」は下り61.1Mbpsであり、今回の駅間の速度が前回よりも遅い結果となった点は気になる点である。
ICT総研では今後も、「つながりやすさ」や「通信速度」について、ユーザーが利用するさまざまなシーンを想定し、ユーザーにとって指標となる実測データを定期的に提供していく方針である。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19182/14/19182-14-07b6af5a9c187f6baf8341b4ff1df850-498x973.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
* 朝夕のラッシュ時間帯を避け、閑散時間帯に測定した。
* 通信速度が制限されない通信プランを選択している。
* 本資料における全ての文章、数値、表、データは、調査実施時点のものである。
* 通信速度は、同じ地点であっても、測定日時や天気、測定端末の向き・高さ、ネットワークの混雑状況
などにより、大きく変動するものであり、注意されたい。
* 本資料に記載された文章、グラフ等を報道、各種ホワイトペーパー、セミナー資料、学術研究資料等
に転載する場合は、「ICT総研調べ」「出典:ICT総研」などの表記を加えて下さい。
ICT総研ホームページ
https://ictr.co.jp/report/20250618.html
■株式会社ICT総研について
ICT総研は市場調査会社・シンクタンク出身者を中心に2011年に設立された独立系調査会社です。
主な事業内容:ICTおよびその他分野に関する市場調査、コンサルティング、出版
資本金:1000万円
代表者:代表取締役 齊藤 和
従業員数: 企画スタッフ・リサーチャー・アナリスト 合計20名(契約スタッフを含む)
URL https://ictr.co.jp/
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