「木材をまるごと常温で溶解する」研究が、日本の木材産業の発展に寄与する新しい研究・技術開発として評価されました
配信日時: 2023-06-15 18:03:48
ダイセルと京都大学の共同研究チームが、日本木材加工技術協会「市川賞」を受賞
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美、以下、ダイセル)と国立大学法人京都大学(以下、京都大学)の共同研究チーム※1は、公益社団法人日本木材加工技術協会※2が授与する「市川賞」を受賞し、6月2日に第22回授与式が行われました。本賞は、日本の木材産業の発展に寄与する新しい研究・技術開発の業績として認められたものを対象に毎年1回2件以内に授与されるもので、今年は「木材の超穏和溶解を利用した合成ポリマー・接着剤フリーな木質圧縮成形物及び表面コート木材の創成」の1件が受賞しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35577/141/resize/d35577-141-524004b8b4ad6cd07a5a-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/35577/141/resize/d35577-141-bc6cd942f6a59ba9ee71-1.jpg ]
「木材をまるごと常温で溶解する」
京都大学の渡辺隆司教授が推進する「バイオマスの超穏和溶解による高度利用」の研究においては、木材や農産廃棄物を室温から風呂温度程度の超穏和な条件で、有機酸などに可溶化し、紙とプラスチックの性質を合わせもつバイオマスフィルムや、その他のバイオマス成形体を創成するとともに、バイオマスが溶解した液体からセルロースやリグニンを常温で分離・利用する方法などを研究しています。その技術を応用し、今年度は京都大学とダイセル、さらに木製家具メーカーのカリモク家具と共同で、バイオマスフィルムによる表面コートの実用化に向けた研究開発を進めています。
※1 京都大学とダイセルの包括連携協定締結(2021年10月8日発表)
https://www.daicel.com/news/assets/pdf/20211008.pdf
※2 公益社団法人日本木材加工技術協会:1948年発足。産業に近い会員を800件強抱える学術団体で、産業界との橋渡しを行っている。https://jwta.or.jp/index.html
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