国内生産コポリエステルケミカルリサイクル材料を使用した容器の開発で、循環型社会への貢献を実現します
配信日時: 2023-02-15 11:00:00
化粧品容器メーカーである株式会社プラシーズ(本社:東京都台東区、代表取締役:藤田功一、下記 当社)がケミカルリサイクル材料を使用した肉厚製品の試作に成功しました。リサイクル材料の中でも原料まで戻すケミカルリサイクル材料を使用するので、バージン樹脂と同等の高い品質を保ちます。さらに、「コポリエステル」を使用することでブロー成形からインジェクション成形までPET製品なら試作可能です。
【ケミカルリサイクルの特徴】
・樹脂を原料まで戻すので異物、異種材質が取り除かれバージン材料と同等に品質の高い
樹脂に再生できる
・従来のPET樹脂を製造するより二酸化炭素の排出量が47%減少できる
・リサイクル材含有率が72%以上
【ケミカルリサイクルの現状】
現在使用されているケミカルリサイクルの多くはペットボトルからなる、「ホモPET」が主流です。ペットボトルを再生することは可能だが、ペットボトル以外の製品を再生しようとするとデザインや用途に制限が出来てしまいます。
【ケミカルリサイクルの発展、コポリエステルとは】
当社はペットボトル以外の製品も幅広く開発していることから、「コポリエステル」に着目しました。
「コポリエステル」は特に制限なくPET製品なら肉薄から肉厚製品、ブロー成形からインジェクション成形、透明や不透明の着色も可能です。当社実績より製品の最大肉厚25mmまで成形可能となっております。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NjE2MSMzMTMxNDAjNzYxNjFfQ01ic2xZaGxHbS5wbmc.png ]
○コポリエステルケミカルリサイクル材料で成形した当社型ボトル
【プラシーズの挑戦】
コポリエステルケミカルリサイクル材料の試作が成功したことにより、同じPETでも選べる幅が広がりました。従来PETやバイオPET、移行材PET、ケミカルリサイクルPETなど用途や価格に応じて対応可能になりました。枯渇資源の使用を削減し、樹脂メーカーと協働し製品化を目指します。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NjE2MSMzMTMxNDAjNzYxNjFfZ3lreUlrZEZiaS5qcGc.jpg ]
○プラスチック材料の流れ
【会社概要】
株式会社プラシーズ(本社:東京都台東区、代表取締役:藤田功一)
1932年創業の老舗プラスチックメーカーとして主に化粧品容器の製造販売をしています。プラスチック容器の製造に加え、紙製容器も自社一貫で製造しています。昨今SDGsの観点から、当社では『お手軽に身近から始められるエコ』を2023年のテーマにこれからも挑戦し続けます。
●株式会社プラシーズの公式サイトはこちら:https://pluseeds.co.jp/
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