AIなどの技術革新、それを裏で支える数学。社会人必須の数学リテラシーが身につく『教養としての「数学I・A」 ~論理的思考力を最短で手に入れる』がNHK出版から4月11日に発売。

プレスリリース発表元企業:株式会社NHK出版

配信日時: 2022-04-11 09:50:00

高校時代、こんなふうに教わりたかった! 仕事に、日常生活に“使える数学〞を無理なく学べる一冊です。

数学I・Aで扱うすべての各単元(数と式、二次関数、場合の数と確率など)を学ぶ意味合いから、各単元のエッセンス、その活用法まで、数学を避けてきた文系出身の社会人でも無理なく把握できるよう、学びなおしのプロが明快に解説しています。



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 論理的思考力を獲得するために最適で万能、さらに人類の共通言語といえるものが数学です。また、巨大IT企業がリードするグローバル社会において、数学はこれらの産業の基盤となっています。どうやら私たちが考える以上に、数学的素養は現代人に求められるようになっているようです。実際に、早稲田大学の政治経済学部が、「数学I」「数学A」を入試科目にするなど、今後、文系でも数学を必須リテラシーとしていく動きが活発になっていくことでしょう。                    
 経済産業省が出した報告書「数理資本主義の時代」(2019 年)には、次のような衝撃的な言葉が綴られています。

「この第四次産業革命を主導し、さらにその限界すら超えて先へと進むために、どうしても欠かすことのできない科学が、三つある。それは、第一に数学、第二に数学、そして第三に数学である!」

 社会人になり数学とは縁遠くなってしまったと思われるかもしれませんが、じつは仕事から日常生活まで、数学は驚くほど身近にあふれています。仕事で売上を最大化する際には二次関数を用いますし、平均値ではわからない年収や資産の実態を知るには統計の知識が役立ちます。私たちにとって、高校数学の初歩に親しむことこそが、実生活を実り多いものにし、「論理的思考」を身につける最も効率的な道なのです。
 数学的素養を持つことの重要性はわかるものの、何をどこまで学びなおしたらよいかがわからず、気ばかり焦ってしまっている方も多いかと思われます。
 本書の特徴は、特に数学Iと数学Aの全単元を取り上げるため、つまみ食い的でない体系的な学びなおしができることです。社会人として、最低限「ここまでわかっていれば大丈夫」という数学の範囲とレベルを網羅しています。
 読み進めるだけで、実社会で必要な数学、知的好奇心をかきたてられる数学を楽しく身につけることができるはずです。

『教養としての「数学I・A」 ~論理的思考力を最短で手に入れる』目次

序章  なぜ数学を学ぶべきなのか
第1章 森羅万象をモデル化するための基礎体力~数と式
第2章 「風が吹けば桶屋が儲かる」は論理的には正しくない~集合と命題
第3章 因果関係を発見する~二次関数
第4章 測量から幾何学は生まれた~図形と計量
第5章 安易な結びつけは危険~データの分析
第6章 直観を裏切るもの~場合の数と確率
第7章 哲学は幾何学から始まった~図形の性質
第8章 千年の謎をまとう数~整数の性質

著者紹介


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永野裕之 (ながの・ひろゆき)
1974年、東京都生まれ。永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音楽大学指揮科へ留学。副指揮を務めた二期会公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。わかりやすく熱のこもった指導ぶりがメディアでも紹介され、話題を呼んでいる。著書に『とてつもない数学』(ダイヤモンド社)、『ふたたびの高校数学』(すばる舎)、『中学生からの数学「超」入門』(ちくま新書)など。



商品情報


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出版社:NHK出版
発売日:2022年4月11日
定価:1,023円(本体930円)
判型:新書判並製
ページ数:288ページ
ISBN:978-4-14-088674-8
URL:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000886742022.html
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4140886749

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