ネタニヤフ氏、対イラン攻撃再開を計画もトランプ反対で見送り=FT

2026年10月22日 10:00

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記事提供元:International Business Times

イスラエルのネタニヤフ首相が10月上旬にイランへの攻撃再開を計画していたものの、トランプ米大統領が反対し、実施が見送られたという。(Avi Ohayon / Government Press Office of Israel, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons)

イスラエルのネタニヤフ首相が10月上旬にイランへの攻撃再開を計画していたものの、トランプ米大統領が反対し、実施が見送られたという。(Avi Ohayon / Government Press Office of Israel, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons)[写真拡大]

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が10月上旬にイランへの攻撃再開を計画していたものの、ドナルド・トランプ米大統領が11月3日の米中間選挙前に戦闘を再開することに反対し、実施が見送られた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が21日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

 FTによると、イスラエル軍は10月10日を含む週末に攻撃を実施する準備を進めていた。標的には核施設のほか、民生用の発電所などのエネルギー施設が含まれていた。しかし、中間選挙前の戦闘再開を望まないトランプ大統領が了承せず、計画は実行されなかった。

 ネタニヤフ首相はその数日後の14日、イスラエル軍ラジオのインタビューで、同国の10月27日の総選挙前にイランを攻撃することには否定的な考えを示し、「私の考えでは、われわれにとって得策ではない」と述べた。

 一方、イランの体制打倒は引き続きイスラエルの主要目標だとして、治安・情報機関にその実現を指示したとも表明している。「この体制をきっぱりと打倒しなければならない」と語った。

 トランプ大統領は18日、総選挙を控えるネタニヤフ首相への支持を表明した。イランへの対応をめぐり、同首相を「偉大な戦士である首相であり、それ以上に偉大な平和のパートナーだ」と称賛した。

 ネタニヤフ首相は動画で謝意を示し、イランに対抗する両首脳の協力関係の強さを強調した。トランプ大統領に対し、「ホワイトハウスに、あなた以上のイスラエルの友人がいたことはない」と述べたうえで、米国とイスラエルへのイランの脅威に立ち向かう、信念と明確な判断力、勇気を備えた指導者を持てたことは米国にとって幸運だったと語った。

 これに対し、ネタニヤフ首相の主要な対抗馬であるヤシャル党のガディ・アイゼンコット党首は、トランプ大統領の支持表明に異議を唱えた。テルアビブ大学の学生向けイベントで、大統領には「大いに感謝している」としつつ、「誰が首相になるかを決めるのはイスラエル国民だけだ」と述べた。

 イスラエル紙マーリブ、テレビのチャンネル12、チャンネル13、公共放送KANが公表した4つの世論調査では、いずれもヤシャル党の予想獲得議席数が、ネタニヤフ首相率いるリクードを上回った。

 ただ、現在の与党勢力と、アイゼンコット党首が属する野党勢力のいずれも、国会の過半数に必要な61議席には届いていない。4調査の平均では、両勢力の予想獲得議席数はそれぞれ約51議席と、ほぼ並んでいる。

※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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