英和、27年3月期業績予想を上方修正、売上高500億円・営業利益29億2000万円へ

2026年10月9日 06:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(上方修正)

■中間期営業利益は39.4%増額、受注残の売上転化と設備更新需要が寄与

 英和<9857>(東証スタンダード)は10月8日、2027年3月期の中間期および通期連結業績予想の上方修正を発表した。通期売上高を従来予想の485億円から500億円(3.1%増額)、営業利益を26億6000万円から29億2000万円(9.8%増額)に引き上げた。経常利益は27億2000万円から30億円(10.3%増額)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億5000万円から20億円(8.1%増額)に修正した。

 中間期の売上高予想は200億円から215億円(7.5%増額)、営業利益は8億2500万円から11億5000万円(39.4%増額)、経常利益は8億5000万円から12億3000万円(44.7%増額)、親会社株主に帰属する中間純利益は5億7000万円から7億8000万円(36.8%増額)にそれぞれ引き上げた。修正後の中間期営業利益は前年同期実績の11億4000万円を上回る見通しとなった。

■高付加価値営業と経費抑制が収益を下支え、通期は前期比減益見通し

 上方修正の背景には、前期からの受注残の順調な売上転化と、顧客の設備更新や生産性向上に向けた投資需要の取り込みがある。中東情勢の緊迫化による供給網への影響が懸念されたものの、商品調達に大きな混乱は生じなかった。顧客の課題解決を重視する「コト売り」など高付加価値営業の強化に加え、各種経費が当初想定を下回ったことも利益を押し上げた。

 修正後の通期予想は売上高が前期実績の488億4600万円を上回る一方、営業利益は前期の29億7500万円を下回る見通し。経常利益、純利益も前期実績には届かない。足元の受注はおおむね堅調に推移しているが、中東情勢や半導体市場の動向に伴う原材料・副資材の調達環境には不確実性が残る。今後は受注残の売上転化と高付加価値営業による収益力の維持が焦点となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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