メンタルヘルステクノロジーズ、精神状態の客観的評価へ3社共同研究、AI・タンパク質解析技術を活用

2026年10月9日 06:26

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東京科学大学認定ベンチャーのaiwellと連携、約4000社の顧客基盤を視野に新サービス創出目指す

 メンタルヘルステクノロジーズ<9218>(東証グロース)は10月8日、子会社のインクルードおよび東京科学大学認定ベンチャーのaiwellと、復職支援施設の利用者を対象に精神状態の客観的評価を目指す共同研究契約を締結したと発表した。血液中のタンパク質を網羅的に解析する「プロテオミクス技術」を活用し、将来的な精神状態の評価指標(バイオマーカー)の確立を目指す。

 共同研究では、インクルードが運営する復職支援施設「ニューロリワーク」の利用者を対象に、約0.2ミリリットルの微量自己採血による横断的観察研究を実施する。aiwell独自の解析技術「aiwell ProteoSIGN」を用い、施設利用の異なる段階にある利用者の状態を解析する。研究は倫理審査委員会の承認と本人の同意を得て実施し、結果を個人の診断や復職可否の判断に直接使用しない。

■約4000社の取引先基盤を活用、休職予防・復職支援の高度化へ

 3社は研究成果を基に、復職支援の科学的根拠の強化や利用者ごとの回復状況に応じた支援プログラムの開発を長期的に目指す。将来的には休職予防、不調の早期発見、復職後の職場定着率向上につながる新たなヘルスケアサービスの創出も視野に入れる。

 役割分担では、メンタルヘルステクノロジーズが事業化に協力し、インクルードが研究対象者の選定や情報収集、aiwellが研究計画の立案とタンパク質解析を担う。同社グループが産業保健サービスなどで展開する約4000社の取引先企業と数百万人規模の従業員基盤を見据え、中長期的な商用化・サービス化の可能性を検討する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
・【新NISA・資産形成特集】高配当株の落とし穴、利回り5%なら買い?(2026/10/7)
・【新NISA・資産形成特集】50代からの新NISA、今からでは遅い?(2026/10/6)
・【新NISA・資産形成特集】配当生活はいくら必要?月5万円の配当金を得るには(2026/10/5)
・【株式市場特集】2月期・8月期決算で次の主役を探る、上方修正15銘柄から「ネクスト安川電機」まで(2026/10/5)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。