『ゲーム・オブ・スローンズ』初の劇場映画、2029年6月1日に米公開へ 監督はオーウェン・ハリス

2026年10月1日 21:54

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記事提供元:Tech Times

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ワーナー・ブラザースは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界を舞台にした初の劇場映画『Game of Thrones: Aegon’s Conquest(原題)』を、2029年6月1日に米国で公開する予定だ。監督はオーウェン・ハリス、脚本はボー・ウィリモンが務める。日本での公開日と邦題は発表されていない。

■テレビシリーズを手がけた監督が映画へ

ハリスは、スピンオフドラマ『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』の製作総指揮を務め、第1シーズン全6話のうち3話を監督した。『ブラック・ミラー』では「サン・ジュニペロ」「戻ってきた男」「ストライキング・ヴァイパーズ」を監督している。「サン・ジュニペロ」は2017年のエミー賞テレビ映画部門を受賞した作品だ。

ウィリモンは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を生み出し、『キャシアン・アンドー』の脚本にも参加した。権力をめぐる駆け引きを描いてきた脚本家と、登場人物の体験に焦点を当ててきた監督の組み合わせは、征服の戦闘と、その後に築かれる統治の双方を描くうえで興味深い。映画の配役や具体的な場面構成は、まだ明らかになっていない。

■原作に描かれた征服と統治

エイゴン1世の物語は、ジョージ・R・R・マーティンの『炎と血』に記されている。エイゴンは姉妹で妻でもあるヴィセーニャ、レイニスとともにドラゴンを率い、後にキングズ・ランディングとなる土地へ上陸した。原作では兵力1600人未満で始まった征服が、およそ2年をかけてウェスタロスの七王国のうち六つをエイゴンの支配下に置く。

〈炎の原野〉の戦いでは、エイゴンのバレリオン、ヴィセーニャのヴァーガー、レイニスのメラクセスがそろって投入され、ガーデナー家とラニスター家の連合軍で約4000人がドラゴンの炎によって死亡した。ガーデナー家のマーン9世は戦死し、生き残ったローレン・ラニスターはエイゴンに従った。その後、ハイガーデンを明け渡した執事ハーラン・タイレルは、この地の領主に任じられる。

一方、ドーンのメリア・マーテルは降伏を拒んだ。原作でドーン側は城を空にして軍の標的を減らし、征服期を通じて独立を保つ。ドーンが婚姻を通じて七王国に加わるのは、エイゴンの征服から約190年後のことだ。

エイゴンは敗者の剣から鉄の玉座を造らせ、オールドタウンの星降る聖堂では最高司祭による戴冠を受ける。武力で得た支配が、領主の任命や宗教的な儀式を通じて王朝の統治へ変わっていく過程も、この物語を読む軸になる。映画が原作のどの出来事を採り上げるかは、今後の発表を待つことになる。

■ドラゴンと騎手の描写を読む手掛かり

ドラゴンの炎は、原作ではハレンの巨城を焼き、鉄の玉座を形づくる力として描かれる。現実の生物にも、化学反応で熱い防御液を噴射するミイデラゴミムシがいる。体内で物質を反応させ、狙った方向へ放出するという構造は、ドラゴンの描写に科学的なイメージを重ねる手掛かりになる。

ターガリエン家が子どもの揺りかごにドラゴンの卵を置く習慣からは、幼い動物が初期の経験を通じて対象を学ぶ「刷り込み」を連想できる。騎手の意図がドラゴンの動きに結び付く場面では、人と外部の存在が一組になって行動するという見方も、両者の関係を読み解く補助線になる。

■公開までのシリーズ展開

ワーナー・ブラザースは2026年4月のCinemaConで映画の仮題を示し、同年9月に米公開日と監督を明らかにした。『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』第2シーズンは2027年、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』第4シーズンは2028年に米国で公開予定だ。

映画は両ドラマより古い時代を題材にする。鉄の玉座とターガリエン王朝がどのように始まったかを知ることは、後の時代を描くシリーズの権力争いを見返す視点にもなる。

元記事: Game of Thrones: Aegon’s Conquest Names Owen Harris Director for June 2029 Release

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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