マーチャント・バンカーズ、3Q累計大幅営業増益、通期予想据え置き、不動産売却と海外配当が寄与
(決算速報)
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は9月11日に26年10月期第3四半期累計連結業績を発表した。海外投資先からの配当も寄与して大幅営業増益(経常利益と純利益は暗号資産評価損計上により減益)だった。そして通期の大幅営業増益(経常利益と純利益は黒字転換)予想を据え置いた。第4四半期は8月に販売用不動産の大型物件を売却したほか、もう1件の売却を予定している。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して年初来高値圏だ。上値を試す展開を期待したい。
■26年10月期3Q累計大幅営業増益、通期も大幅営業増益予想
26年10月期第3四半期累計連結業績は売上高が前年同期比17.0%減の19億57百万円、営業利益が29.5%増の3億47百万円、経常利益が79.4%減の7百万円、親会社株主帰属四半期純利益が56.1%減の11百万円だった。
第2四半期に販売用不動産1物件を売却したほか、海外投資先からの配当(売上高に計上)も寄与して大幅営業増益だった。経常利益と純利益は営業外費用に暗号資産評価損1億29百万円を計上したため減益だった。
全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が4億06百万円で営業利益が1億64百万円、第2四半期は売上高が12億22百万円で営業利益が89百万円、第3四半期は売上高が3億29百万円で営業利益が94百万円だった。
通期の連結業績予想は前回予想(25年12月12日付の期初公表値)を据え置いて、売上高が前期比33.0%増の45億円、営業利益が103.3%増の5億80百万円、経常利益が3億円(前期は31百万円の損失)、親会社株主帰属当期純利益が2億40百万円(同85百万円の損失)としている。配当予想は前期と同額の2円(期末一括)としている。
第4四半期は26年8月28日付で販売用不動産1物件を売却(26年7月24日付リリース、東京都八王子市、売却益330百万円程度を営業利益に計上予定)したほか、もう1件の売却を予定している。
昨今の不動産価格と金利の上昇傾向を踏まえ、保有する不動産物件の売却を積極的に行う。また利益とキャッシュ・フローを確保し、貸金やM&A、エクイティ投資など収益性の高い投資案件への取り組みを強化する。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
■株価は急伸して年初来高値圏
株価は急伸して年初来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。9月11日の終値は274円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8円12銭で算出)は約34倍、今期予想配当利回り(会社予想の2円で算出)は約0.7%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS149円67銭で算出)は約1.8倍、そして時価総額は約90億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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