639gの携帯型ゲームPC「OneXFly APEX Air」 バッテリー交換とMini SSDに対応

2026年9月6日 23:47

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記事提供元:Tech Times

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天空は、One-Netbook製のポータブルゲーミングPC「OneXFly APEX Air 国内正規版」を2026年9月11日に発売する。税込価格は29万8000円で、すでに予約を受け付けている。Intel Arc G3 Extremeや8インチの120Hz対応液晶、着脱式の85Whバッテリーを搭載し、バッテリーを外した状態では約639gとなる。

■Arc G3 Extreme搭載、国内価格は29万8000円

OneXFly APEX Airは、IntelがポータブルゲーミングPC向けに展開するプロセッサ「Intel Arc G3 Extreme」を搭載する。国内向けには、32GBのLPDDR5Xメモリと1TBのM.2 2280 PCIe 4.0 SSDを備えた構成が用意され、OSにはWindows 11 Homeを採用する。

ディスプレイは8インチの液晶パネルで、解像度は1920×1200ドット、最大リフレッシュレートは120Hz。VRRに対応し、ゲームのフレームレートに応じて表示の更新頻度を変えることで、画面のずれやカクつきを抑える。

本体サイズは約290.15×123.5×22.5mmで、バッテリーを除く重量は約639g。原文にある699gは既存のAMD搭載版OneXFly APEXの本体重量で、APEX Airはマザーボードの小型化などによって約60g軽くなっている。

■14コアCPUとArc B390を統合

Intel Arc G3 Extremeは、Panther Lake世代を基盤とするポータブルゲーミングPC向けプロセッサである。CPU部分は、高性能コアのCougar Cove Pコア2基、高効率のDarkmont Eコア8基、低消費電力のDarkmont LP Eコア4基による14コア14スレッド構成で、最大動作周波数は4.7GHzとなる。

統合GPUには、Xe3アーキテクチャを採用した「Intel Arc B390」を搭載する。12基のXeコアを備え、最大動作周波数は2.3GHz。AI処理用のNPUも統合しており、NPU単体の演算性能は最大46 TOPSとされる。

Arc G3 Extremeは複数の機能を異なるタイルに分けて実装するプロセッサで、演算用タイルにはIntel 18Aプロセスが使われる。一方、プラットフォームコントローラーなど一部のタイルには外部製造プロセスが使われており、チップ全体を「米国製」と一括して表現するのは正確ではない。

APEX Airの冷却機構は、2基のファン、4本の銅製ヒートパイプ、大型ヒートシンクで構成される。国内公式情報では通常のTDPを35Wとし、オプション設定で最大40Wまで対応するとしている。実際の性能や温度、動作音は、電力設定やドライバー、使用環境によって変わる。

■バッテリーを外すと約639g

本機の大きな特徴が、背面に取り付ける着脱式の85Whバッテリーである。ホットスワップに対応し、充電済みの予備バッテリーへ素早く交換できる。バッテリーパックにはキックスタンドとして使える機構も設けられている。

バッテリーの重量は約380gで、約639gの本体と組み合わせた総重量は約1019gとなる。バッテリーを外した状態では、USB Type-C経由で給電しながら使用できるため、自宅では比較的軽い本体を据え置き機のように利用することも可能だ。

バッテリー単体を充電できる専用ドッキングステーションも用意される。ただし、国内公式サイトではオプション品とされており、本体の標準付属品ではない。バッテリーは外部機器へ電力を供給するモバイルバッテリーとしても利用できる。

■Mini SSDを利用してストレージを拡張

ストレージは、標準搭載の1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSDに加え、Mini SSDスロットとmicroSDカードスロットで拡張できる。Mini SSDは小型の着脱式ストレージで、APEX Airは最大2TBの増設に対応する。

国内公式情報ではmicroSDカードの対応容量上限を明示していないため、内蔵SSD、Mini SSD、microSDカードを合わせた最大容量を5TBとする原文の記述は採用しない。使用できるMini SSDやmicroSDカードの仕様は、購入前に国内販売元の対応情報を確認する必要がある。

インターフェースはUSB4 Type-C、USB 3.2 Type-C、USB 3.2 Type-A、3.5mm音声入出力、Mini SSDスロット、microSDカードスロットを備える。無線通信はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応する。給電はUSB Type-Cを利用し、AMD搭載版OneXFly APEXにあったDCバレルジャックは搭載しない。

■XeSS 3とコントローラー向け操作環境に対応

Arc B390は、Intelの画像処理技術「XeSS 3」に対応する。XeSS 3は、低い内部解像度で描画した画像を高解像度化するスーパー解像度、描画済みフレームの間に追加のフレームを生成するマルチフレーム生成、入力遅延を抑える技術を組み合わせたものだ。

これらの機能を利用できるかどうかはゲームごとに異なる。生成フレームを含む表示フレームレートは、GPUが直接描画したネイティブのフレームレートとは性質が異なるため、メーカーが示す数値を比較する際には、解像度、画質設定、XeSSのモード、フレーム生成の有無を確認する必要がある。

One-Netbookが公開した社内テストでは、1920×1200ドットの高画質設定とXeSSのアップスケーリング、フレーム生成を組み合わせ、複数のゲームで85~116fpsを記録したとしている。これらは同社の試験環境における測定値であり、ゲームのバージョン、ドライバー、電力設定などによって結果は変動する。

Arc G3 Extremeを搭載する別製品のテストでは、同じ35Wに設定したRyzen Z2 Extreme搭載機を上回る結果も報告されている。ただし、その差はゲームや画質設定によって異なり、APEX Air自体の性能を示すものではない。本機については、発売後の独立した実機検証を待つ必要がある。

専用ソフトウェアのOneXConsoleでは、ボタンの割り当てや電力モード、ファン回転数などを調整できる。スティックには静電容量式センサーを採用し、背面ボタンやストロークを2段階で切り替えられるトリガー、デュアルリニアモーター、Harman認証スピーカーも備える。

■交換式バッテリーと携帯性をどう評価するか

OneXFly APEX Airは、本体から大容量バッテリーを切り離すことで、電源につないで使う場合の軽さと、外出時のバッテリー容量を両立させた製品である。予備バッテリーを使えば、内蔵バッテリー式の機種よりも駆動時間を延ばしやすい。

一方、バッテリー装着時の総重量は約1019gに達する。予備のバッテリーや専用充電ドックも携行する場合は、一般的なポータブルゲーミングPCより荷物が重くなる。約639gという数値はバッテリーを含まないため、持ち運びや手持ちプレイを重視する場合は装着時の重量で比較することが重要だ。

同じArc G3 Extremeを搭載するMSIの「Claw 8 EX AI+」は、80Whの内蔵バッテリーを備え、重量は約785gとなる。国内価格は28万9800円で、APEX Airより総重量を抑えやすい。一方、APEX Airはバッテリーを交換でき、Mini SSDによる拡張にも対応する。

APEX Airは、電源のない場所で長時間使うために予備バッテリーを活用したいユーザーや、自宅ではバッテリーを外して軽い状態で使いたいユーザーに適した構成だ。購入時には、本体価格に加え、予備バッテリーや専用充電ドックの価格と携行時の総重量も含めて検討する必要がある。

元記事: OneXFly APEX Air: Only Arc G3 Extreme Handheld With Hot-Swap Battery Goes on Sale

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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