9月末52銘柄が株式分割 NISAで注目の高配当・優待株

2026年9月5日 14:47

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10月1日に52銘柄が株式分割されるが、その中から分割後も100株から優待を受けられる3社を紹介する。Photo by aoo3771 © 123RF.com

10月1日に52銘柄が株式分割されるが、その中から分割後も100株から優待を受けられる3社を紹介する。Photo by aoo3771 © 123RF.com[写真拡大]

 9月29日に52銘柄が株式分割の権利落ち日を迎え、10月1日に分割される。東京エレクトロン、キオクシアHD、日本ハム、三越伊勢丹HDなど有名企業も多い。最低購入額が下がれば、NISAでも投資先を広げやすい。

 今回は業績や配当方針に加え、分割後も100株から優待を受けられる3社を紹介。購入額と利回りは4日終値ベースだ。

■東京海上HD 約5万3,200円から
 国内損保最大手で、海外保険も収益の柱だ。2027年3月期第1四半期は保険収益が前年同期比12.3%増、親会社帰属利益が3.3%増。年間配当は分割前で218円から245円へ増配予想で、利益成長に応じて配当を高める方針も示す。

 15分割後は約5万3,200円で100株を買え、配当利回りは3.07%。年間配当の換算額は約1,634円だ。優待は3年以上保有すると初回7,500円相当、翌年以降は2,500円相当の電子マネーなどがもらえる。

■豊田合成 増配方針と新優待
 トヨタグループの自動車部品メーカー。2027年3月期第1四半期は売上収益が16.7%増、営業利益が26.4%増。年間配当は分割前で175円、利回りは3.24%の予想だ。株主資本に対する配当割合(DOE)3.5%を目標に継続増配を掲げる。

 5分割後は約10万8,000円で100株を買え、年間配当の換算額は3,500円。優待は原則1年以上保有で1,000円相当。エアバッグ生地やハンドルの端材を再生した「Re-S(リーズ)」商品がもらえる。

■大和ハウス 使い道の広い優待
 戸建て、賃貸住宅、商業・物流施設などを手掛ける。2027年3月期第1四半期は売上高が9.0%増、営業利益が10.6%増。今期の年間配当は分割前換算で178円、利回りは3.79%の予想だ。

 2分割後は約23万4,900円で100株を買え、年間配当の換算額は8,900円。優待は3年未満で2,000円分、3年以上なら4,000円分。ホテルや飲食店、グルメギフトなどに使える。

 3社の強みは異なる。少額から将来の優待を狙うなら東京海上HD、10万円台で配当と新優待の両方を狙うなら豊田合成。配当額と優待の使いやすさなら大和ハウスだ。

 ただし東京海上HDは3年以上、豊田合成は原則1年以上の継続保有が必要だ。株式分割で買いやすくなっても、減配や優待の変更・廃止はあり得る。購入額や利回りだけでなく、業績と優待条件を確認し、無理なく長期保有できる銘柄を選びたい。(記事:中村葵・記事一覧を見る)

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